tag:blogger.com,1999:blog-23887725227190830402024-02-07T03:42:14.432+01:00No empieza, no acaba『思わないことは実現しない。動かないと変わらない。』をモットーに『笑って死ねるか?』を判断基準として生活しています。私の生活の一部をBlogという形で公開させていただいております。バレンシアの地でサッカー指導者、監督として活動しています。
(※『No empieza, no acaba』は『始めないと、終わらない』という意味)zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.comBlogger164125tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-43520364301248651682016-04-10T09:05:00.001+02:002016-04-10T09:05:33.517+02:00東急レイエスU15遠征を通して思うこと久しぶりの投稿になります。<br />
<br />
今年も3月末から4月頭にかけて遠征のコーディネートとアテンドをさせていただきました。<br />
今回はそのことについて書いていきたいと思います。<br />
<br />
この時期の遠征には個人的に思い入れが強く、毎年楽しみにしている遠征です。<br />
<br />
その理由は一つ。<br />
<br />
約1週間という短い期間ながら子供達の成長が手に取るように見えるから。<br />
<span style="font-size: x-small;">(その分、いつもの倍以上の時間が準備にかかるのも事実ですが 笑)</span><br />
<br />
その構成は、<br />
試合→地元チームへのトレーニング参加(4人組)+ホームステイ(2人組)→試合<br />
その間に、僭越ながら私の試合分析、戦術講義などが入ってきます。<br />
<br />
実際に活動するのは5日間ほどなので、その日程で効果が出るのかどうか疑わしいと思われるかもしれませんが、想像している以上にいい刺激になるのです。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOet8scDmT65MPP-TcHTDwHB-KI4XezfOuMxfhwrCO1Yr0ig9u5oRh1tdeJT0p_k8oZi2EnPfzBT-twTON2QsEqr5orsoxP_Gnt9SxvrQXUurKNmsTlsCA3RdS8XBvO8rhK3zWsu2G0cY2/s1600/12718375_1064276153634296_8027554062458582244_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOet8scDmT65MPP-TcHTDwHB-KI4XezfOuMxfhwrCO1Yr0ig9u5oRh1tdeJT0p_k8oZi2EnPfzBT-twTON2QsEqr5orsoxP_Gnt9SxvrQXUurKNmsTlsCA3RdS8XBvO8rhK3zWsu2G0cY2/s320/12718375_1064276153634296_8027554062458582244_n.jpg" width="320" /></a><br />
<br class="Apple-interchange-newline" />
この遠征の重要なテーマとして、サッカー三昧ではない、本当のスペインサッカーを体験してもらうということを考えています。食事、言葉、家族、風景、匂い、これらを感じる為に五感のすべてをフル稼働させて欲しいのです。なぜなら、その全てがスペインサッカーの構成要素であり、その中の一つでも欠けてしまえばスペインサッカーではなくなるからです。<br />
<br />
東急レイエスU15の遠征では、事前にスペイン語講座も行い、去年の経験も積み重なって来ていることで、ホームステイ先では色々な文化の違いや食習慣の違いを大いに感じながらも、全員がそれなりに楽しい時間を過ごせたようです。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5bsv8mAJZoXf6a2Q_iDyYl0sIlvU2NXOoSu_XSgPMP8qsXTDzwtfjZEEwXzqkmDP0ZachX4So0Ku_rddrJfreb70jclQvJdPBbX7YyQmSumLeYbKyfjJ5AIO-EKaf8sCbDKmRHwSIi45d/s1600/12924448_1065582226837022_6407704339782534243_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5bsv8mAJZoXf6a2Q_iDyYl0sIlvU2NXOoSu_XSgPMP8qsXTDzwtfjZEEwXzqkmDP0ZachX4So0Ku_rddrJfreb70jclQvJdPBbX7YyQmSumLeYbKyfjJ5AIO-EKaf8sCbDKmRHwSIi45d/s320/12924448_1065582226837022_6407704339782534243_n.jpg" width="320" /></a><br />
<br />
サービス提供者がこういったことを言うのは、正しいのかどうかわかりませんが、実は全員が楽しい時間を過ごせなくも良いと思っています。それも実際に来たから経験できるもので、実際に海外で生活することはそんなに簡単なことではないし、楽しいことばかりではありません。そういった中でも自己主張ができるか、どう自分を変えられるか、どう自分を適応させられるか、それがこれからの人生に大きく関わってくるのです。実際に海外にくれば、日本のように誰も十分なサービスを提供はしてくれません。それはサッカーにおいても同様なのです。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKfhyphenhyphenmNYo8XawGOzWZu2dRt6KjDVC2UAuAvzv3lbxpzyzGdv8h5ytrQZf1qNoK2o3DBZvCkeBIVxbqfuzeUaRBvvQQ1AISBdarhQZaZB6wvwVQK_YBIVKi_61zLvR8elgtAIZif8BSDpJC/s1600/12936742_1066190706776174_2769985860569318997_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKfhyphenhyphenmNYo8XawGOzWZu2dRt6KjDVC2UAuAvzv3lbxpzyzGdv8h5ytrQZf1qNoK2o3DBZvCkeBIVxbqfuzeUaRBvvQQ1AISBdarhQZaZB6wvwVQK_YBIVKi_61zLvR8elgtAIZif8BSDpJC/s320/12936742_1066190706776174_2769985860569318997_n.jpg" width="320" /></a><br />
<br />
<br />
ある選手が、地元チームとのトレーニング後に言った次の言葉がそれを象徴していると思います。<br />
「自分のチームだったらいるところに、こっちの選手はいない。だからやりにくい。」<br />
<br />
この言葉を聞いた指導者はなんと反応すればいいでしょうか。<br />
是非、みなさん考えてみてください。<br />
<br />
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<span style="text-align: center;"><br /></span>
<br />
<span style="text-align: center;">また、毎年指導者へのアプローチも行わせていただいております。</span><br />
<br />
それは、私が遠征コーディネートだけでなく、スペインで指導者としても活動しているためで、指導者の方に少し厳しい、口うるさい指摘をさせて頂くこともあります。それを受け入れるも受け入れないも自由です。でも、せっかく指導者がコーディネートしている遠征で、スペインと日本の指導者が揃っているのに指導者同士が意見交換をしないのは、まず指導者のあり方からして間違っていると思うので、色々とお話しさせて頂く方法をとらせていただきます。きっとそれが、指導者としての幅を広げ、世界で戦える指導者を育て、そして選手を育てることができるようになると信じているからです。<br />
<br />
<br />
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<br />
今回も東急レイエスU15の指導者の方々とは色々とお話しさせていただき、実際に試合中にスペインだったら、私だったらどうするだろうとか、どういったトレーニングをするだろうとか、色々と話をさせていただきました。また指導者の方の思想もお聞きでき、それがチームにどう浸透しているのかをトレーニング、試合を通して見ることができ、私も勉強させていただきました。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZWr7dq6wy7mArWJitTqj-0QtEoWeixY8rlHHTSiTXeqGqSKevgVbnNLvDf0MSRPa1_mNFXGD6loOPXAGcNXMhsvcBKZgCsU5LErbfQ9toumw2NLsXTOe8wFwhROO4rVnRIm-3jS3pJkfg/s1600/461_1067211180007460_5620435312328837729_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="180" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZWr7dq6wy7mArWJitTqj-0QtEoWeixY8rlHHTSiTXeqGqSKevgVbnNLvDf0MSRPa1_mNFXGD6loOPXAGcNXMhsvcBKZgCsU5LErbfQ9toumw2NLsXTOe8wFwhROO4rVnRIm-3jS3pJkfg/s320/461_1067211180007460_5620435312328837729_n.jpg" width="320" /></a><br />
<br />
<br />
最後のレバンテの試合で、去年と同じ様なやられ方で失点してしまいました。<br />
その時の指導者の方の言葉が印象的だったので、紹介させていただきます。<br />
<br />
「去年と同じやられ方をしてしまった。成長してねぇなぁ。」<br />
<br />
それでいいんだと思います。去年はもしかしたらその重要に感じていなかったのかもしれません、でも今年を経て、次に同じ様な攻撃をしてくるチームと当たれば、絶対に同じミスを繰り返すことはないと思います。<span style="font-size: x-small;">(私もその対応について、</span><span style="font-size: x-small;">どうしたら良かったかをアドバイスさせていただきました)</span><br />
このように、指導者も少しずつ着実に積み上げることで、大きなことを成し遂げられるのだと思います。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjMR78z69g-YtPJI6NCNdY5vdG2yZEj-6HAMYhfcvPAuk7Egt0aFERpZvt4rDdIL4vY4P3H6kB-v4Az1_5VQzNwgFK1el7rsrKfuuXx1WXDgpYoAMm_Kke3cSOelaNs3c5AWn2H4S6E8cjD/s1600/12923189_1002869803116669_5534397161039609311_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjMR78z69g-YtPJI6NCNdY5vdG2yZEj-6HAMYhfcvPAuk7Egt0aFERpZvt4rDdIL4vY4P3H6kB-v4Az1_5VQzNwgFK1el7rsrKfuuXx1WXDgpYoAMm_Kke3cSOelaNs3c5AWn2H4S6E8cjD/s320/12923189_1002869803116669_5534397161039609311_n.jpg" width="320" /></a><br />
<br />
<br />
長くなりましたが、最後に選手のみんな、指導者の皆様!!!<br />
楽しい時間をありがとうございました!!!<br />
また、いつかどこかで会えるのを楽しみにしています!!!!zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-84524224408015350032015-09-27T23:01:00.000+02:002015-09-27T23:01:58.325+02:00残留を目指して戦うこと今回は、我々が今年のユースリーグ2部で置かれている状況と、戦い方について少しお話できればと思います。<br />
<br />
現在、我々は4節終わって、1敗3分で18チーム中14位で、降格ギリギリラインに位置しています。<br />
去年は3部で優勝争いをすることを義務付けられてましたが、今年は2部で残留が目標。年間34試合を戦って、40ポイントを目安にポイントを積み重ねていかなければなりません。<br />
<br />
去年とは全くと言っていいほど、選手の特徴は違いますし、80%の選手がクラブ外から来た寄せ集めのチームです。レベル的にも2部を戦うにはギリギリの選手たちで、2部の上位チームのセレクションを受け、漏れた選手たちが出場機会を求めて私達のクラブに来るといった状況です。<br />
<br />
さてそんな状況の中、クラブから残留が目標と言い渡され、戦術、技術的に残留すらギリギリラインだとしたら、どうすればいいでしょうか?<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgE0s6IbeTTK1f1LI2ZgFDyCxUaRMlMAXB90Ar0tSsbpnVopXbPpgkLmcFDrCIoCUg-6fNRUbg1of29zoGu9IrbycuvzJtLmEOUnFHf8DXkcTlVhx0gESRXsf7HuhjdyU7wdV8dm-HE_yKn/s1600/12020003_10200804767078972_8321974215956141542_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="266" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgE0s6IbeTTK1f1LI2ZgFDyCxUaRMlMAXB90Ar0tSsbpnVopXbPpgkLmcFDrCIoCUg-6fNRUbg1of29zoGu9IrbycuvzJtLmEOUnFHf8DXkcTlVhx0gESRXsf7HuhjdyU7wdV8dm-HE_yKn/s400/12020003_10200804767078972_8321974215956141542_n.jpg" width="400" /></a><br />
<br />
我々は負けないチームを作ることを目指しました。<br />
とにかく守備組織を徹底的につくり上げること。プレシーズンはほとんどの時間を守備戦術のトレーニングに費やしました。幸運なことに体の大きさだけは平均以上なので、そこを活かし、ボールを支配されながらも、相手を快適にプレーさせない、相手の特徴を徹底的に潰していくことを考えて組織を作り上げます。<br />
<br />
<span style="text-align: center;">攻撃は、ロングボールを中心に相手エリアに侵入します。しかし、ただロングボールを蹴るのではなく、例えばビルドアップ時には、ボランチの一人がDFラインに落ち、もう一人はボールサイドのサイドバックより少し高いぐらいの位置に、右サイドバックは高い位置をとり、左は足元中心で中間ポジション、サイドハーフの選手は中に入りインサイドへのパスを探りながらセカンドボールに対する数的優位を作り、攻撃的MFはライン間でセカンドボールを拾える位置に立ち、FWは相手の裏を取りに行く、と言った一連の決まり事を守りながら、ロングボールを使い、オーガナイズされた状態でセカンドボールを拾いに行きます。</span><br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjKfpD3IDHHWdVAmAtBEvbq9PqqJsib4p61yjK-NLwHl5vSP0W5K3VEwy38cmmsqh1VdGP4sucODy32J9lfTi4G3Yj6ZC5r2hvsvWL-V0XH3sL2z1gS4wpTbltIXpkITZgHZsnzWkCuueIv/s1600/11217165_10200781562538873_8507607361919582264_n.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="266" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjKfpD3IDHHWdVAmAtBEvbq9PqqJsib4p61yjK-NLwHl5vSP0W5K3VEwy38cmmsqh1VdGP4sucODy32J9lfTi4G3Yj6ZC5r2hvsvWL-V0XH3sL2z1gS4wpTbltIXpkITZgHZsnzWkCuueIv/s400/11217165_10200781562538873_8507607361919582264_n.jpg" width="400" /></a><br />
<span style="text-align: center;"><br /></span>
<span style="text-align: center;">ここ4試合、実力上位との対戦が続き、勝ち切れない試合が続いていますが、昨年までエリートとして勝つ試合を続けてきた選手が、この守備的な戦術を</span><span style="text-align: center;">ある程度</span><span style="text-align: center;">理解し、表現できるまでやっと追いついてきたといった感じです。</span><br />
<br />
支配率は相手が上で、引き分けが続いているものの選手たちの感触もよく、シュート数では我々が上回り、快適にプレーをさせていない点では、選手たちにも『これで行ける』という自信が芽生えてきているので、後は勝利というカンフル剤が整えば、チームとしてもう一つ上に向かえそうな雰囲気が出てきています。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhq9c7hbiEWffPygMwZiRUAkN9vCPgEsr9tLpR9J-wvZ29_lOC8rXlbUSmkz32_juefluuA7LpDTp7qXsQap3-OgSBfdG-q9yaQ8kK4O8igC4tSbKigyrJB9GVOz6NBMP1SiithdwU_iTGw/s1600/11990490_10200781563298892_3768354644409143328_n.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="266" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhq9c7hbiEWffPygMwZiRUAkN9vCPgEsr9tLpR9J-wvZ29_lOC8rXlbUSmkz32_juefluuA7LpDTp7qXsQap3-OgSBfdG-q9yaQ8kK4O8igC4tSbKigyrJB9GVOz6NBMP1SiithdwU_iTGw/s400/11990490_10200781563298892_3768354644409143328_n.jpg" width="400" /></a><br />
<br />
2部且つ残留が目標という初めての体験を通して思うのは、毎週がヒリヒリするということ。実力が上位なら負けはしても残留を狙えるものの、我々のような下位のチームは勝点が計算出来ないので、どうやって毎試合1ポイントを削ぎ取ることが出来るか、そしてそれをどんな手を使って3ポイントにするかを毎日、毎週、毎週末、考え、考え、考えて、計画を立てており、1つの負けが降格に繋がるかもしれないと思うと、試合中に胃が出てきそうなくらい緊張します(クビも考えられるので。。。)。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgSvSYURtKnXx7Tr2zT4p8iWtDEayLSIGLBziEl-fj0NWExsmaKkXSmKd49oCtTxGO5hKPoFx05IDeJzm0FRZzgCFf7b0KaC0lCZEzOYhXzNz75dPBKq3_RZBOOWCLU6LgGdotinklu7ex/s1600/DSC_0064.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="266" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgSvSYURtKnXx7Tr2zT4p8iWtDEayLSIGLBziEl-fj0NWExsmaKkXSmKd49oCtTxGO5hKPoFx05IDeJzm0FRZzgCFf7b0KaC0lCZEzOYhXzNz75dPBKq3_RZBOOWCLU6LgGdotinklu7ex/s400/DSC_0064.JPG" width="400" /></a><br />
<span style="font-size: x-small;">(地元のおじさんたちが見に来てくれます)</span><br />
<br />
そしてここで本当に感じるのは、サッカーはサッカーであって、ボールを繋ぐことだけがサッカーではないということ。勝つために現実的で理想的な方法を監督陣が考え抜き、それをトレーニングとして落とし込み、選手は試合で表現する。きっとサッカーはもっと多様で、面白いものだし、監督が勉強し考えぬいた結果の戦術であれば、誰にも批判されるようなものではないと思うのです。ロングボールだって良いじゃない、繋いでも、サイドアタックでも、4トップでも0トップでも良いじゃない。<br />
<br />
自分自身、もっとサッカーの多様性を受け入れ、その可能性を楽しむことが大切だなと感じています。<br />
<br />
来週こそは2部初勝利をもぎ取ってきます!!!!zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-43801241391830480092015-06-03T00:44:00.000+02:002015-06-03T00:44:58.588+02:00来シーズンの去就ご無沙汰しております。<br /><br />ここバレンシアは6月に入り全てのカテゴリーのリーグが終了し、来シーズンに向けてのセレクションの時期になりました。<br /><br />
私の今シーズンの成績はというと、U11では監督として5位、またユースCチーム(3部所属)では第二監督として、Aチーム(1部所属)が2部に降格したため我々が昇格戦を戦えなかったものの、リーグで2位という成績を収めました。<br /><br />さてさて、標題にあるように来シーズンの去就についてですが、3年半、スペインに着いた3日目からお世話になってきたアルボラヤUDを出て、私の第一監督スソとタベルネス-ブランケスというチームのユースAチーム(2部所属)を引き受けることになりました。<br />
<br />
2部のLiga Nacionalは、我々2人にとって未知の体験ですし、3部とは違う次元のサッカーが待っていることと思います。しかも、バレンシアCF、ビジャレアルCF、レバンテUD、エルチェCF、エルクレスCFとプロクラブが対戦相手として名前を連ねることとなります。<br /><br />正直、アルボラヤUDを出るということは苦渋の決断でした。<br />右も左もスペイン語も分からないアジア人を引き受けてくれ、更に去年からは第一監督を任せてくれ、家族の様に接してくれた仲間たちとの別れは非常に悩ましいものでした。<br /><br />
しかし、更に高みに登るため自分を試すためには一度外に出て、修行してくれるのもありだと思い、今回の決断に至りました。<br /><br />今だにこの決断が正解かどうかという問いが頭の中によぎることもありますが、せっかくのチャンスなので最大限に利用し、楽しんでいきたいと思います。<br /><br />さて、来季のために6月末から1ヶ月半近く日本に帰国します。<br />皆様にお会いできるのを楽しみにしております!!!<br />zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-29446123561168408302015-04-17T15:19:00.002+02:002015-04-17T15:19:33.167+02:00U14日本チームのアテンドを終えて3月末から4月頭にかけて日本のU14のチームのアテンドをさせていただきました。<br />
今回は、会社の人間が一丸となって、先方と時間をかけて選手の経験を最優先に考え、遠征を練ってきたため、普通の遠征とは一味違うものとなったと思います。<br />
<br />
今回我々がオーガナイズ側として新しく挑戦した事は、バス移動は長距離移動以外減らして、出来るだけ個別行動を増やし、スペイン人の生活様式に近づけること。<br />
1.小グループに分かれての現地チームとの合同練習<br />2.2人組でのホームステイ(選手たちにはトレーニングの時間だけを伝えてホームステイ先から合流クラブに自分達だけで行ってもらいました:リスクはコントロールしています)<br />
<br />
<b>バスで移動し、すべてオーガナイズされた中で親善試合をする。</b><br /><br />間違いないこれも経験になると思います。<br />
ただ、そこに私は何故スペインなのか?何故海外なのか?という所が深く掘り下げられていないように感じており、以前から選手たちが自分たち自身で<b><span style="color: red;">見て、聞いて、嗅いで、肌で感じて</span></b>という遠征をしたいと思っていました。<br /><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqgQiIeBCKazqYFRWnnRjQoXnMQGoWhGHLCyhyphenhyphenifAAlJJWCJMyOruD5Hy_6gnPFVBy3fZGbUkW08oDnGyUjCRDtf_waYSTk2PK3DLF3N58q61NuOjARpfqRAj1hOlUXgxKGVLY4sfBklXb/s1600/2015-04-03+17.48.45.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqgQiIeBCKazqYFRWnnRjQoXnMQGoWhGHLCyhyphenhyphenifAAlJJWCJMyOruD5Hy_6gnPFVBy3fZGbUkW08oDnGyUjCRDtf_waYSTk2PK3DLF3N58q61NuOjARpfqRAj1hOlUXgxKGVLY4sfBklXb/s1600/2015-04-03+17.48.45.jpg" height="298" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
大人がコントロール出来る危険であれば子供達に体験させていいのではないか、海外で生活することは楽しいことだけじゃないし、本当のスペインを知って欲しい。それでもしスペインを嫌いになってしまっても、それだって経験だと思えるし、それでこそ自分の言葉で本当の経験を語ることができるようになる、という思いでオーガナイズさせて頂きました。<br /><br />
正直、今回の遠征は以前よりも3倍近くのエネルギーと時間を使いました。個別行動になることにより、連絡先も増え、説明の回数も増え、リスク管理するべき事柄も増え、もちろんクレームも増えました。ただ遠征が終わって心から言えるのは、この遠征は間違いじゃなかったということ。<br />
<br />
<br />
その理由は2つ。<br />
1.短期間にも拘らず、選手の変化が目に見えて分かったこと<br />(変化する選手、しない選手の違いが明確に分かりました:一言で言うと『琢磨しさ』)<br />
2.選手の見えていなかった部分が見えたし、再確認できた<br />(チームの指導者から頂いた言葉で、試合のメンバーの組み方が変わるほどでした)<br />
<br />
非日常、自分の想定していないことが起こる中に入ると、本当の自分が見えてきます。海外に出るということは想定外の連続でそれこそが人間力、胆力の試される場所に成るはずです。また、指導者側が注視しなければならないことです。問題が起こった時に、誰かに頼るのか、自分で解決しようとするのか、質問するにしてもどんな質問の仕方をしてくるのか、事前にイメージができているのか、日常のトレーニングだけでは見られない部分がたくさん出てくるからこそ意味があると思うのです。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg630q2K558y1RFGn1InaF1xv0QczM-E2SyKGpee4RXC3iBoFRNKoGsZNJvmNIR_P6QqXcqw_XRopSQXw7jhn__DKIlOU9tlw3orF7jsw9zExHXnPl2uXeHNTiBMD_EMrxDiIjDCLpyfGq_/s1600/2015-04-03+20.18.39.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg630q2K558y1RFGn1InaF1xv0QczM-E2SyKGpee4RXC3iBoFRNKoGsZNJvmNIR_P6QqXcqw_XRopSQXw7jhn__DKIlOU9tlw3orF7jsw9zExHXnPl2uXeHNTiBMD_EMrxDiIjDCLpyfGq_/s1600/2015-04-03+20.18.39.jpg" height="298" width="400" /></a><br />
<br />
今は、情報が溢れて何が正しくて、何が間違いっているかを自分で判断しなければならない時代。自分の目で見て、聞いて、嗅いで、肌で感じたことは紛いもない本物。それを若くして経験できることは将来の財産に成るはずです。<br />
<br />なかなか出来ない海外遠征だからこそ、その効果を最大限に引き出し、選手の可能性を引き出す事ができるよう、我々もプログラムを進化させていきたいと思います。<br /><br />zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-42893817957636444182015-04-09T13:24:00.000+02:002015-04-09T13:24:15.486+02:00監督をシーズン途中から引き受けるということ途中からU11の監督を引き受けてから2ヶ月が経ちました。<br />上位対決を僅差で落とし、現在は4位に位置づけています。<br /><br />
さて、今回は途中から監督としてチームを率いることになり、気をつけていること、気がついたことを書いていきたいと思います。<br />
<br />まず、就任1週目にしたことは、選手を徹底的に分析すること。<br />技術レベル、戦術理解度、性格、フィジカルを数値化し、当時のポジションを鑑み、それがチームとしてどう機能しているのかを確認しました。<br />
そこから、前任の監督の今までのトレーニングを確認し、これからの予定を立てます。<br /><br />
ただ、ここで気にしなければならないのが、就任2週間は選手からの信頼が無いということです。更に、私は彼らにとって外国人なので更に信頼が無いのは明白です。<br />信頼がなければ、この監督が勝たせてくれる監督なのか、自分を成長させてくれる監督なのか、選手たちもこちらを探り探りなので、トレーニングの精度、強度は下がります。<br /><br />こそで必要なのが<b><span style="color: red; font-size: large;"><u>勝利</u></span></b>です。<br />
<br />
勝利をすることで選手の信頼を得ることが出来る。勿論、勝つことが全てじゃない。そう信じています。でも勝たなければいけないのです。それは、良いトレーニングをするため、残り少ないトレーニング期間を有意義にするために必要なことです(このメンタルはスペイン特有かもしれません)。<br /><br />そこから導き出した答えは、守備戦術の徹底。<br />前任監督が採用していた1-3-2-2から1-3-3-1にシステムを変更し(相手も1-3-3-1)、中盤を厚く、守備陣系を整えやすいシステムにし、攻→守のプレッシャーのかけ方、相手がボールを保持している時の守備の優先順位を確認し、そこからボール奪取→速攻という流れを2週間で徹底的にトレーニングしました。<br />それにより、守備が落ち着き就任から2週間を2連勝で飾ることができ、選手の信頼を得ることに成功しました。<br /><br /><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhvCpSTMQgNz7aTvOuTyZWiET7ydye12W4wP8UGCGLIiXcgQdAPQNlWBLK37_Pho006dUfOU56Gw3ECyv5inj2le4qYCFh3pNtdFU736JaJNvyd_QDxBeGR7znYzLfe3f90uEP83Wh8ZjP/s1600/IMG-20150404-WA0032.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhvCpSTMQgNz7aTvOuTyZWiET7ydye12W4wP8UGCGLIiXcgQdAPQNlWBLK37_Pho006dUfOU56Gw3ECyv5inj2le4qYCFh3pNtdFU736JaJNvyd_QDxBeGR7znYzLfe3f90uEP83Wh8ZjP/s1600/IMG-20150404-WA0032.jpg" height="225" width="400" /></a><br /><br />そこから、上位対決2連戦をFK1本でやられてしまいますが、選手たちには『守り切ることが出来る』という自信が付いたようで、私が守備の際に『Orden(整えろ)』という一言を発するだけで、守備陣系が整うようになってきました。<br /><br />途中から監督を引き受けるという貴重な体験から得られたことは、自分の分析から得た答えを徹底してトップダウンで決め付けて、落としこむ方法もありだということ。<br />『この場面では、こう動いて、ここに立たなければならない。何故ならば、・・・』と、例外なくそれを実行しなければならない事を伝え、彼らの中に疑問が生じない様にしてあげます。<br />勿論、指導者としては他の選択肢があることも分かっているのですが、それを落としこむには時間がかかり、負けてしまってはその後の長期的トレーニングにさえ辿り着けない可能性(クビになる、選手の信頼を得られない)があるので、こういった方法を取り、とりあえず今のところ成功と言って良い成績を収めています。<br /><br /><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKhB83nQVfZSZIDCixFP5uObuAvfbjrX_ldR5J84Cd4oDac7odIqIl3GeSh-47QtdiaSVJW-x8YGsBi0TRo881em2C8udmKUdlDMsMUoeLLa_4NKIfF4XgudsyjbGA1dLFL-3HdNWAfiw6/s1600/IMG-20150404-WA0026.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKhB83nQVfZSZIDCixFP5uObuAvfbjrX_ldR5J84Cd4oDac7odIqIl3GeSh-47QtdiaSVJW-x8YGsBi0TRo881em2C8udmKUdlDMsMUoeLLa_4NKIfF4XgudsyjbGA1dLFL-3HdNWAfiw6/s1600/IMG-20150404-WA0026.jpg" height="225" width="400" /></a><br /><br />1ヶ月半経った今は、再度残りの1ヶ月半の計画を立て直し、週末をきっちりと闘いながら、バランスの良いチーム、来シーズン(8人制→11人制)に向けて、選手がプレイしやすいようにトレーニングを考えていかなければなりません。<br />
<br />この経験がどう今後に役に立つかは分かりませんが、自分の中で一つ新しい指導メソッドを試すことが出来たのは大きな経験になりました。<br /><br />残り1ヶ月半のシーズンを彼らと楽しみたいと思います!!zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-12340156997656728712015-02-11T11:44:00.001+01:002015-02-11T11:44:10.058+01:00ご報告なかなかブログを書けないでいましたが、少し状況が変わって来たのでご報告させていただきたいと思います。<br /><br /><br />
端的に言うと先日、U10の監督を解任されました。<br />
<br />
<br />そして、U11の監督に就任しました。<br /><br />というのも、ユーストップチームの監督が解任になったと同時に、彼が兼任していたU11監督も辞職されたので、U11の監督が空きになり、なぜか分かりませんが私に監督就任の話が回ってきました。<br /><br />正直、今のチームを9月からここまで作ってきて、成績も2位と高位置に付け、選手からの信頼も得られている中でチームを変える必要があるのか、またこのまま今の選手達とシーズンを最後まで戦いたいという気持ちがあったのも事実ですし、わざわざ知らないチームをシーズン途中から引き受けるメリットを感じられませんでした。<br /><br />ではなぜ引き受けたのか、その理由は一つだけ。<br />多分、誰も引き受けないから(笑)。天邪鬼。。。<br />
<br />
U11と言ってもCチームなので、今指導しているU10のBチームよりも選手の質から言えば落ちてしまいますし、前任のユーストップ監督と比べられるし、チーム事情も今のチームほど良くない為、私の立場であれば誰も引き受けないだろうなと思ったのが理由です。<br />
<br />
何がともあれ、この経験はきっとどこかで役に立つだろうし、海外で監督をしている日本人の中でも(U11ですが)途中からチームを見る経験をした人は少ないのではないかとポジティブに残りのシーズンを新しい選手たちと過ごしていきます。<br />
実際、クラブがこういった状況の時に、私に声をかけてくれた事自体も嬉しかったですし。<br />
<br />ということで、2月からU11の監督として活動することになりましたので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-6534677759668208722014-09-29T00:22:00.005+02:002014-09-29T00:22:55.672+02:00日本人リーガプレイヤーからみる日本選手の課題先日、久しぶりにリーガの試合をメスタージャに観に行きました。<br />
<br />
というのも、唯一のリーガ・エスパニョール日本人プレイヤーである、ハーフナー・マイク選手を見てみたかったからです。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5MPoR2MxhyphenhyphenMlO7nH2tFj1UGc9KCyJJbwLvQmoYgcKJd8f2jUpQ9vAj07FSd19JiGOMjKGAUIPE234JQkVNCV2CI3PlGeygK8VQkQ9i3znW3CyWQRWMeLvkBlmc7eFFpEnUxOShd_A4hay/s1600/image+(1).jpeg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5MPoR2MxhyphenhyphenMlO7nH2tFj1UGc9KCyJJbwLvQmoYgcKJd8f2jUpQ9vAj07FSd19JiGOMjKGAUIPE234JQkVNCV2CI3PlGeygK8VQkQ9i3znW3CyWQRWMeLvkBlmc7eFFpEnUxOShd_A4hay/s1600/image+(1).jpeg" height="300" width="400" /></a><br />
<br />
さて注目のハーフナー・マイク選手ですが、スタメンでの出場ではなく、後半60分からの出場となりました。対戦相手が、好調を維持しているバレンシアCFということもあって、チームとしてかなり差が見られました。しかし、その中でも一緒に観戦していたスペインサッカーに挑戦している日本人選手A君の初期の現象(課題)と重なる部分が多く見られたので、それについて今回は書いてみたいと思います。<br />
<br />
その課題とは、大きく言うと「守備戦術理解」。<br />まず、ハーフナー選手が出場した時の状況を整理します。<br />コルドバのシステムは1-4-4-2(ハーフナー選手投入でシステム変更)、バレンシアは1-4-2-3-1、バレンシアにボールを保持される状況が長い、出場時は負けていた、コルドバは自陣に引いて守備をするという戦術をとっているという状況でした。<br /><br />
上記の状況を考えると、勝っている相手のDFは無理をして前に出てこないため、コルドバのFWはそこまで高い位置は取れないまでも、4人のDFに対して、2人のFWで連動しパスコースを限定していく必要があります。<br />
<br />
そんな中、ハーフナー選手は途中出場かつ、前4試合に得点できていないという焦りもあったのか、単独で4人のDFにプレッシャーを掛けに行き、簡単に剥がされてしまいます。また、本来プレッシャーをかけていく高さ(チームが整っていない)でない状況でもプレッシャーに行き、簡単に剥がされてしまっていました。守備の際に居なければい<span style="background-color: white;">け</span>ない場所、居て欲しい場所が分からず、迷子のようになっていました。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiN7ih-e23lM97Wuwk9e5LXMTJohYpQAP4blzagenCJTVG8y5qpXFd2ZT4263VxkEQNfEwmkdZ9M0miGdFk3MX1dM1sHJtqt31QG-7Aspxan1kABFFRpu-enwFwjFDFrNoHbWYFH_jiKP_s/s1600/image.jpeg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiN7ih-e23lM97Wuwk9e5LXMTJohYpQAP4blzagenCJTVG8y5qpXFd2ZT4263VxkEQNfEwmkdZ9M0miGdFk3MX1dM1sHJtqt31QG-7Aspxan1kABFFRpu-enwFwjFDFrNoHbWYFH_jiKP_s/s1600/image.jpeg" height="300" width="400" /></a><br />
<br />
実はこの状況は、ハーフナー選手に限ったことではなく、スペインに挑戦するサッカー選手のほとんどが陥る状況です。前述した今スペインに挑戦している若手選手A君(若手有望株)も最初は、守備の際にどこに居ていいか分からず、ボール奪取に何の役にも立たず、本人も「守備の方法が分からないので、ボールが取れません」と言っていたほどでした。彼も迷子になっていたのです。ただ、チームで約半年間トレーニングを続けることで、守備戦術もボーダーラインに来るまでにはなり、チームに迷惑をかける心配はなくなりました。<br /><br />しかし、半年という期間はプロの選手にとっては致命的です。更に、海外に助っ人として来ていて、半年結果を出せないのであればトッププロ(プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ等)の世界では不要とされるでしょう。<br />
<br />実際、4試合得点出来ていないということもあるのか、味方からの信頼を得られてないようで、確実にハーフナー選手にボールが出せるマークの状況で、出し手の顔も上がり、身体も向いているのにロングパスを選択されず、サイドへのショートパスを選択されました。これも、スペインではかなり重要な要素で、味方からの信頼感がない場合は露骨にパスが来なくなります。<br /><br />A君が「日本で頭が良くないとサッカーは出来ないと言われてもあまりピンとこなかったし、そこそこ出来てしまっていましたが、スペインに来て本当に頭が良くないとプレーが出来ないことが分かりました」という言葉が語るように、本当の意味で頭をつかうサッカー(戦術的状況を理解、分析、実行する力)を育成年代からトレーニングすることが、若い選手が世界トップレベルでプレーをし、日本が世界で戦える国となる一つの道になるのではないかと、今回の試合を観て、改めて考えさせられました。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-71490572215264464762014-09-22T23:59:00.002+02:002014-09-22T23:59:45.212+02:002014-2015シーズン 開幕戦<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
昨日、遂に2014-2015シーズンが開幕しました。</div>
<br />報告が遅れましたが、今シーズンはJuvenil C(ユースカテゴリーのU-16チーム)で第二監督と、Alevin D(U-10)で第一監督を担当することになりました。<br /><br />去年と担当カテゴリーの大きな変化はありませんが、U-16はU-18の選手たちを相手に昇格が目標で、U-10はまだリーグが開幕していないので対戦相手が分かりませんが、素質から見て上位争いに入ることが目標になってくると思います。<br />今年こそは目に見えた形で何かを残したいと思っているので、気合入れて自分の出来る限りのちょっと上を目指していきたいと思います。<br /><br />さて、ユースカテゴリーの方ですが、6週間のプレシーズンを終え、遂にリーグが開幕です。<br />
<br />対戦相手は去年苦しめられた古豪クラブです。ただ、相手のリーグ前最終戦をスカウティングに行き、第一監督のヘスースと分析した結果、攻撃時は、相手は引いてカウンターでなかなかスペースを空けてくれないが、攻守の切替でライン間にスペースが空くのでそこに早くボールを運んで前に進んでいくこと、システムのミスマッチを狙っていくということになりました。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSXnBYEIuf03QGyublr8RPuXC3mvbImDfEzi5AkVzzvZqKPCM3a1t8ee2rQzVB6RoD75vwQXipFzSbthW2cz1BUFayWahE2v5UChq5kgvz-BsiOKxTur2pmCApNtQ4cDqteGHUy8vk3ni4/s1600/20140921_115111.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSXnBYEIuf03QGyublr8RPuXC3mvbImDfEzi5AkVzzvZqKPCM3a1t8ee2rQzVB6RoD75vwQXipFzSbthW2cz1BUFayWahE2v5UChq5kgvz-BsiOKxTur2pmCApNtQ4cDqteGHUy8vk3ni4/s1600/20140921_115111.jpg" height="300" width="400" /></a><br />
<span style="font-size: x-small;">(試合前にコーナーキックの攻撃と守備の形を確認中)</span><br />
<br />
さて、試合は開けれみれば、予想と少し違うスタート。相手はワントップを残して、自陣でスペースを消してくるからと思いきや、前からハイプレッシャー。連動がしっかりしていないので、上手く外せることもあるのですが、予想していなかったこともあり、我々も少しアタフタ。しかし、そこはコチラも手がないわけではないので、MFを一枚後ろ目に下げて中継地点を増やし対応します。そうしているうちに相手もいつもどおりの戦術に変更してきたので、こちらは想定通りに対応。落ち着きを取り戻します。<br /><br />
そこから1点を奪い取り、5つの決定的な場面を外しながらも相手のシュートを3本に抑え、無事に勝利しました。(残り10分でウチの第一監督が退場したので、高校生カテゴリー初監督デビューw)<br />
<br />初戦なので思い通りにいかないことも多々あり、修正点もかなり多く見られましたが、波乱の可能性の高い初戦を無事に収めれたことは評価できると思います。<br />
<br />
これからはフィジカルで押してくるチームや、スタイルが似たようなチームなど、様々なチームと対戦することになると思いますが、監督陣はきっちりと相手を分析し、それをトレーニングに落とし、選手たちが少しでも楽に試合を運べるようにしてあげたいと思います。<br />
<br />
やっぱり、リーグ戦のピリピリ感となんとも言えない高揚感にはゾクゾクします。<br />
<br />
その後、私は第3節に戦う相手のスカウティングに向かいました。<br /><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiM9OTaroojhxJqzeEKbPWlOQdfCuAwVI5foJ3d5E-el2LrGhLJzAm2Bqvo1htm7JuBEs_EU_OjF2UshldBRniFpf3vrdPjF0RKMi3Sr96JFiXYPfD_kVogiZNUb73zTQZ9b-n5dDomk6Tv/s1600/20140921_203142.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiM9OTaroojhxJqzeEKbPWlOQdfCuAwVI5foJ3d5E-el2LrGhLJzAm2Bqvo1htm7JuBEs_EU_OjF2UshldBRniFpf3vrdPjF0RKMi3Sr96JFiXYPfD_kVogiZNUb73zTQZ9b-n5dDomk6Tv/s1600/20140921_203142.jpg" height="300" width="400" /></a><br />
<span style="font-size: x-small;">(スカイティング中。この試合では今年昇格チームが去年上位チームを倒し波乱を起こしました)</span><br /><br />サッカー三昧の週末があと9ヶ月続きます。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-32953256349872921382014-08-26T23:54:00.002+02:002014-08-26T23:54:40.639+02:00大宮アルディージャ バレンシア遠征いよいよ、バレンシアサッカー生活も4シーズン目に突入し、それと同時に大宮アルディージャU-15のバレンシア遠征に帯同しました。<br />
<br />
今回のバレンシア遠征は、アルボラヤUDとコラボレーションしてトーナメントを作り、そこに強豪チームを招待するという形で行いました。<br />
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<br />
参加チームは、バレンシア、ビジャレアル、ウラカンバレンシア、アルボラヤとバレンシア州の強豪、ひいてはスペイン国内で有名なチームばかり。しかも、シーズン前ということで、お遊びチームではなく、きっちりと各クラブがU-15年代のトップチームを派遣してくれました。<br />
<div>
進め方は、2日間のトーナメントで、1日目は2グループ3チームづつに別れ、各グループ総当りで順位を決め、2日目はその順位で決勝トーナメントに挑みます。<br />
<br />
さて、大宮アルディージャU-15。予選はバレンシア、アルボラヤBと対戦し、初戦バレンシアに0-2で敗戦、アルボラヤBに1-0で勝利し、予選リーグを2位で通過しました。</div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJnmkCYKhqZDrPLcEPOTd2sP0GryamsS2PAjroGJSFVUpdY9Oy6EKmrJ-NdvW8PgBFSSbZdSLuVYpq0N3T3E01nW6W-mDjpcVFw3tkEoXJ4-hRgjCtohxHcWWcqjOvn-cFsFxzCfbDdCld/s1600/IMG_0326.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJnmkCYKhqZDrPLcEPOTd2sP0GryamsS2PAjroGJSFVUpdY9Oy6EKmrJ-NdvW8PgBFSSbZdSLuVYpq0N3T3E01nW6W-mDjpcVFw3tkEoXJ4-hRgjCtohxHcWWcqjOvn-cFsFxzCfbDdCld/s1600/IMG_0326.JPG" height="300" width="400" /></a></div>
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バレンシア戦</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_-6UkdpKZDMIvF_BAt00dvi0V1A49d22Kb9wvP7WxXGiqG9oqtZnRez_nyFmcD3VHAeNtIJYhPTfK9v8pT8h5tdU4udP-cg4vAI3031mKrR2Aa-IKS4ZcCIN95YjFDio79Cp0MfwTM0cj/s1600/10304354_10153588430167588_742001364926323870_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_-6UkdpKZDMIvF_BAt00dvi0V1A49d22Kb9wvP7WxXGiqG9oqtZnRez_nyFmcD3VHAeNtIJYhPTfK9v8pT8h5tdU4udP-cg4vAI3031mKrR2Aa-IKS4ZcCIN95YjFDio79Cp0MfwTM0cj/s1600/10304354_10153588430167588_742001364926323870_n.jpg" height="298" width="400" /></a></div>
アルボラヤB戦<br />
<br />
<div>
そして、2日目の決勝リーグ初戦は、強豪ビジャレアルと!!<br />
スペインのチームはシーズン前でチームが仕上がっていないとはいえ、育成年代のビジャレアルはスペイン国内でも超強豪と言われるチーム。そのビジャレアルと対戦し、世界での自分たちの立ち位置を知るにはもってこいの相手。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwcO4bMFqesJfZ7KZ1ZzPc67vlHHX-fc8SFg-oKfwFj9VUi7KZaVXlIdwi-5DxA0LILAJf9nOhNOVrtKjGVhvr4fES4YBvR4Z7j8AtzN9KfbIggTDbejbuaikAP9GRjAgud22Ik7A6Xruc/s1600/1908054_10153592043932588_5564110286167375470_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwcO4bMFqesJfZ7KZ1ZzPc67vlHHX-fc8SFg-oKfwFj9VUi7KZaVXlIdwi-5DxA0LILAJf9nOhNOVrtKjGVhvr4fES4YBvR4Z7j8AtzN9KfbIggTDbejbuaikAP9GRjAgud22Ik7A6Xruc/s1600/1908054_10153592043932588_5564110286167375470_n.jpg" height="298" width="400" /></a><br />
<br />
試合は、前半早々に失点、追加点も取られ前半を0−2で終了。<br />
ただ、前日バレンシアに負け、自分たちの足りないところを監督に指摘をされていたこともあり、選手たちは奮起!後半怒涛の攻撃で、2点を取り返し同点でPKへ。<br />
PKは3本勝負で、2本目を大宮アルディージャGKが止め、3−2で勝利!!!<br />
<br />
決勝は予選で負けたバレンシア!!<br />
リベンジを誓います。<br />
<br />
遂にやってきた決勝バレンシア戦!!!<br />
否が応でも気合が入ります。(私もアテンドながらバレンシアには負けたくない!!)<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhcK5U-hM7cXos4KQ_1SruKEEVfSTgvi2JurZ53A1gffPLT25Dub7MVvX3_a-xglqQd03UKM8Uqu-05aO7oMCDLhVEmqF141f2INkeZILatV8oBFYL2iqzBXS76ZMXpDVntw7H6_YISn9qz/s1600/10404359_10153592044062588_6935124142017617548_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhcK5U-hM7cXos4KQ_1SruKEEVfSTgvi2JurZ53A1gffPLT25Dub7MVvX3_a-xglqQd03UKM8Uqu-05aO7oMCDLhVEmqF141f2INkeZILatV8oBFYL2iqzBXS76ZMXpDVntw7H6_YISn9qz/s1600/10404359_10153592044062588_6935124142017617548_n.jpg" height="298" width="400" /></a><br />
<br />
前半、アルディージャは高いテクニックを活かして、ポゼッション率を高めることで、相手陣地へとじわじわと侵入していきます。しかし、相手も一度戦った経験を活かしてキープレーヤーをいち早く潰すことでそれを許さず、切替でカウンターアタックを狙ってきます。<br />
そんな中、自陣でボールを失い、そこからバレンシアがゴール。切替の速さを活かしたゴールを決められてしまいます。<br />
しかし、アルディージャも最後の一分まで頭を下げずに戦い、後半最後2分のところで、右サイドから崩し、そこから中に切り込みシュート!!惜しくも左ゴールポストをかすめ万事休す。0-1で破れ、準優勝という結果となりました。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg5a81e6b-Fmc25uBU0WmszQ_9qmQhASWUfUXIMnsWH64GY9EGAGkYmAH3a5npls9eRj0sUPZGYF1kPNYsf89Us-H6tCxq62EY8IdZuyuLqFBU4c_kQNdUPYyieSgNwHBNbmClE9rghilDv/s1600/10600489_10153592044232588_2786113060343977342_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg5a81e6b-Fmc25uBU0WmszQ_9qmQhASWUfUXIMnsWH64GY9EGAGkYmAH3a5npls9eRj0sUPZGYF1kPNYsf89Us-H6tCxq62EY8IdZuyuLqFBU4c_kQNdUPYyieSgNwHBNbmClE9rghilDv/s1600/10600489_10153592044232588_2786113060343977342_n.jpg" height="298" width="400" /></a><br />
<br />
初のバレンシア遠征でありながら、その存在感を見せつけた大宮アルディージャ。<br />
トーナメント開催クラブのアルボラヤUD関係者も口をそろえて、良いチームだ。テクニックのレベルが高い。と賞賛の声を上げていました。<br />
<br />
今回、親善試合ではなく、クラブと連携してトーナメントを作るという事にチャレンジしましたが、親善試合よりもインテンシティが高く、お互いが勝ちに拘ることによって限界を超えた何かが生まれたように感じたので、日本のチームが来られる際の一つの大きなオプションになるなと感じました。<br />
<br />
やはり、サッカーは真剣勝負の中でしか成長しないですからね。<br />
<br />
私も今回のアテンドを通して、日本サッカー、スペインサッカーの違いを自分の目を通して認識することが出来、とても有意義な時間を過ごせました。</div>
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大宮アルディージャの関係者の皆様、本当に有難うございました。</div>
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zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-57989882659270103802014-07-07T01:56:00.000+02:002014-07-07T01:56:42.161+02:00サッカーアメリカ代表の躍進から学ぶものワールドカップもベスト4が出揃い、あと4試合を残すのみとなりました。<br />
ベスト4には前評判の高かった4カ国(しかもヨーロッパ2ヶ国、南米2ヶ国)が出揃い、まだまだ楽しみな試合が目白押しです。<br />
<br />
そんな中、昨日、監督学校の友達に偶然ばったり道で会い、時間があったので一緒にお茶をしながら、思い出話やワールドカップについて話をしていました。<br />
彼は、アメリカで指導者として2年間働いた経験があり、アメリカ代表のベスト16入りをとても喜んでいたのですが、そこからアメリカの指導方法と考え方の話に移り、とても興味深い話へと発展しました。<br />
<br />
まずは、何故アメリカ代表が近年コンスタントにワールドカップで成績を残してきているのかについてから話が始まりました。<br />
彼曰く、小さなクラブであっても彼らはいいものをすぐに取り入れる環境があり、それに対して投資する環境が揃っているということ、またシステムの重要性を知っているので、あるものを取り入れた際に、そのシステムを取り巻く更に大きなシステムの事を考え、取り入れることが出来るとのことでした。<br />
例えば、指導者をただ招くのではなく、ディレクターから指導者、運営まできっちりと体系的にまとめ上げ、またそれをいちクラブで実行するだけではなく、もっと大きなシステムとしてつくり上げているということです。そして、そこに関わるステークホルダーが有益であると思えば小さな単位であってもすぐに事は動き出すようです。<br />
<br />
私も大学院時代にアメリカの経営方法等について少し学んでいたこともあり、この考え方はしっくり来ました。<br />
<br />
アメリカは優劣がはっきりとした国で、企業は稼げるかどうか、株主に配当が出るか、株価を上げられるかで経営は判断されます。もちろんその経営システムには一長一短あるのですが、長期短期でプランニングと実行が出来るトップがいる場合には、とても上手く機能します。経営者は、良いものは良い、悪いものは悪いと客観的に判断され、常に評価に晒されているということもあり、変化、進化は必須条件となります。環境変化に対応して企業も変化をしなければならないということです。<br />
<br />
これがアメリカの経済の強さの一つであり、Google, Facebookなど、短期で世界的な企業へと上り詰めることが出来るアメリカ経済の基礎となる考え方になると思います(もちろんリーマン・ショックの時のように弱さともなりえますが)。<br />
<br />
上記のことを考えると、サッカーにおいても経営者含め、スポーツディレクター、指導者も現状を分析し、良いと思われる新しいものを取り入れなければならない環境にあると言えると思います。常に評価に晒され、進化を強いられる環境だということです。<br />
これは、サッカーにおいて非常に重要でそれ自体(進化すること)がサッカーだと言えると思います。<br />
私が聞いたのはただ一例なので勿論アメリカ全土がそうではないと思います。ただ、彼らは良い物を見つけることを強いられているため、更に進化することの出来る可能性を持っているのは事実ですし、もしそこに向けて動き出す際には、直接金融における経営的な素養が高いのも事実です。<br />
<br />
もちろん、アメリカでサッカーは4,5位のスポーツですが、サッカーの競技人口は日本を大きく上回るため、その点においてそもそもポテンシャルを持っているということも一つの要因になるとは思います。<br />
<br />
上記の事を考えると、これからのアメリカサッカーについては十分注意を払って見守らなければならないと思っています。彼らはお金になると思った時には莫大な金額を動かしてでも強引に進める力を持っているのでそれも見守りたいところです。<br />
<br />
<br />
では、上記の理解から日本に何が出来るのか、という部分については金融の成り立ちも違い、サッカーにおける考え方も違うので一概には言えませんが、サッカーにおける本質(計画、実行、評価→進化)という部分をどう体系化した大きなシステムとして成り立たせていくのかは考える必要があります。<br />
<br />
そこで重要なのは評価という部分だと個人的には思っています。というのが、日本の現状とスペイン、アメリカの現状を比べてみると、やはり足りないなと思うのは、どういった団体、クラブ、指導者が評価されるのかという部分。(例:①全国に毎年出場するが、プロが一人も出ないクラブ、②全国には出れないが世界で戦えるプロが3年に一度は出るクラブ、③全国もプロも出ないが、所属選手は全員大人になってもサッカーを続けているクラブ、あなたならどのクラブを良しとしますか? →もし評価軸を持っていなければ、どれも良しとできません。評価軸によってはどれも正解となりえますし、どれも不正解になり得るのです。もちろん全てを達成できれば素晴らしいクラブです。)<br />
<br />
大学院時代の恩師の言葉で、「人は誰でも、与えられた評価制度の下で最大の評価を得るべく行動する」という言葉があるのですが、この考えを基にすると、まずは動きやすい単位である各クラブ、各団体がどういった指導者が評価に値するのかを明確にし、また同時にその評価の結果について評価者自身が責任を持つ制度を作り上げ、それを毎年内外部からの刺激を入れつつ見直し、進化させていく必要があるのではないかと思います。<br />
それがたとえ小さなクラブでも実現できれば、きっといい選手は生まれてくるはずだと思うので、小さなクラブであっても大きなうねりへとなっていくのではないかと期待しています。<br />
<br />
今回は、今までの指導者寄りの目線よりも一つ上の俯瞰したところから、アメリカ代表の躍進の一つの要因を掘り下げ、日本が学ぶべきものを取り出してみました。<br />
<br />
かなりの長文駄文失礼いたしました。<br />
最後まで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。<br />
<br />
ご意見お待ちしております。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-64422210989357902862014-06-30T01:14:00.002+02:002014-06-30T01:14:23.913+02:002013-2014シーズン終了今日をもって2013-2013シーズンが全て終わりました。<br />
後は指導者学校の追試を残すのみです。<br /><br />今季は、初の高校生年代の第二監督、U-8の第一監督という初づくしで、胃が痛くなることも有りましたが、高校生はリーグ2位、昇格プレーオフ一回戦敗退、U-8は16チーム中13チームが一学年上の中で10位という成績でした。<br />また、U-8の方は指導者学校との兼ね合いもあり、なかなか試合を率いることが出来ず、それが原因でなかなかトレーニングが上手く構築できないというフラストレーションにも悩まされた一年でもありました。<br /><br />更に、指導者学校のレベル2も受講していたので、かなりハードな一年だったなという感想です。ただ、コレこそが求めていたものだし、きっと外に出たからこそ得られた経験だとも思っています。<br />
<br />
さて、来季2014-2015シーズンですが、高校生年代1年生の第二監督、U-9 or U-8の第一監督となりました。構成としては、今年と一緒です。ただ、選手はぜんぜん違うので違った一年に成ることでしょう。<br />
<br />
来年受け持つ高校生年代は今シーズン中学生年代のトップチームの選手が半分、新入生が半分といった構成になっています。クラブから彼らを良く知るためにと新メンバー(U-15)でトーナメントを戦って来ることを言われ、高校生年代のトーナメントにすでに参加してきました。<br />
グループリーグを3連勝1位で通過し、準決勝U19のチームを相手(今年のJuvenil Bで対戦したチームで、半数以上が試合に出場。その際は0−2、0−1で2連敗)に3−1で勝利。<br />そして、決勝はマドリッドから来たそちらでは有名なチームのU-16(レアルマドリッド、アトレティコ、ヘタフェの後ろにつけるようなチーム)。<br />かなりインテンシティの高い試合を闘いぬき、1−1でPK戦へ。<br />
お互い2本決め、2本外して迎えた5本目、先行の相手チームのシュートをGKが最高の反応で止め、そのGKが5本目を決めて勝利。U-15で参加したU-19の大会で優勝してしまいました。彼らの強みは別の機会に話すこととしますが、本当に強いチームです。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhmkthHpAnhALkRqVwPmT1j5ofJ7NR4eVc5JyJST0QVURylOS3AiQ8SDGuXb15uuEq50w9dEQ5T3RxLMQc9iE8bitVwr67kSfX9vi9_XEXzd7UKtk0mxEL3oBc5leYAkXiGWpuqAmYKZr2J/s1600/IMG-20140629-WA0013.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhmkthHpAnhALkRqVwPmT1j5ofJ7NR4eVc5JyJST0QVURylOS3AiQ8SDGuXb15uuEq50w9dEQ5T3RxLMQc9iE8bitVwr67kSfX9vi9_XEXzd7UKtk0mxEL3oBc5leYAkXiGWpuqAmYKZr2J/s1600/IMG-20140629-WA0013.jpg" height="320" width="240" /></a><br /><br />シーズン最後の試合を最高の形で終われ、また来シーズンを最高の形で始めれそうなので、嬉しい限りです。<br />
<br />
これから少し時間ができるので今期をまとめる意味でも色々と書いていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-62826028939250449152014-04-15T22:45:00.004+02:002014-04-15T23:34:37.093+02:00チームのモチベーションビデオを作りました久々の投稿になりますが、先日の上位対決のために作ったモチベーションビデオを公開したいと思います。<br />
<br />
実は、この試合は負けてしまったので、封印しようかと思いましたが、プレーオフ2枠を狙っている他のライバルチームも下位チームに負けてくれ、プレーオフ枠内に残れるという奇跡が起こったので、限定公開ということで公開を決めました。<br />
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/nTEog14YFc0?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe><br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
まだプレーオフ進出確定まで3試合を残していますが、全勝で通過し、プレーオフも勝ちきり、昇格を手に入れたいと思います!!!!!</div>
zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-34011296038201086612013-12-31T02:13:00.003+01:002013-12-31T02:13:42.525+01:00小学生と高校生をトレーニングすること今年最後の投稿は、私が担当しているU-8とU-18のチームの両方をトレーニングしてみて感じたことを書いていきたいと思います。<br />
<br />
今年に入ってU-8とU-18のチームの両方でトレーニングする機会をいただいたのですが、去年までの1チームでトレーニングしていたときとは違う感覚がわいてきました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg2jMiVW3UyO_O2rGxOXIxILuupQfiL055-A3OR_nrr0rMQjcZacYIJjxsLQRtjHULCKxhOG2oI7K0ptGAfQXvV9fB0lApG8V6r1uYh0TYoGtYut47Q8dTnbLOEq9-9GboMRZOQysr6ENkO/s1600/2013-11-13+22.45.19.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="239" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg2jMiVW3UyO_O2rGxOXIxILuupQfiL055-A3OR_nrr0rMQjcZacYIJjxsLQRtjHULCKxhOG2oI7K0ptGAfQXvV9fB0lApG8V6r1uYh0TYoGtYut47Q8dTnbLOEq9-9GboMRZOQysr6ENkO/s320/2013-11-13+22.45.19.jpg" width="320" /></a></div>
<span style="font-size: x-small;">(U-18の選手たちとの食事会)</span><br />
<br />それは、U-18の選手に対して、「なぜ、今になってこれが出来てないのか」、「これが出来ていれば失点しなかった、または得点できたはずだ」というネガティブな感覚と、「これをどこで習得したのか」、「どうやってこの感覚を手に入れたのか」というポジティブな感覚の2つなのですが、これらはどちらも彼らの育成がどう行われてきたかについての感情だったのです。<br />
<br />
ここで具体的に何ができていないのか、という部分は今回の投稿の目的ではないので別の回にまわすとして、ここで言いたいことは、上のカテゴリーでトレーニングすることで、下のカテゴリーで身に付けてなければならないことが明確になるということです。<br />
実はレバンテUDも、U-18のトップチームの監督陣には、U-15のBチーム監督、U-13のBチーム監督が含まれています。<br />
<br />
私自身は、U-18で共通して出来ていないこと、出来ていることをきっちりと見分けることで、U-8の子供たちに対して注力しなければならない部分を見つけることができました。<span style="font-size: x-small;">(U-18で共通して出来ていることはクラブとして意識している部分なのでほぼ自動的に育成段階で身に付くと考えています。もちろんU-18で出来ていることでも必要なことはトレーニングします。)</span><br />
<span style="font-size: x-small;"><br /></span>
もちろん、U-8とU-18では年齢がかなり違うので、U-18に足りないもので、U-8でも出来ていないものを全てトレーニングしすることは出来ませんが、ある程度のことについては設定を調整することで実現できているので、細かいところに気を使いながらU-8のトレーニングを継続してきたいと思います。<br />
<br />
日本ではなかなかこういった環境を手に入れるのはJ下部組織以外では難しいと思いますが、これはクラブ運営からすると選手育成、監督育成、また経済面においてもすごく良い影響があるのではないかと思います。<br />
<br />
監督が勉強し、考え続けられる環境作りというのはとても大事だと実感させられた体験でした。<br />
<br />
<br />
--------<br />
さて、これが2013年、最後の投稿となります。皆さんの2013年はいかがだったでしょうか?<br />
<br />2014年も皆様にとって飛躍の年になるよう心よりお祈り申し上げます。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-14713685287259695882013-12-08T12:14:00.000+01:002013-12-08T12:14:02.762+01:00テクニックのミスに関する問題の解答例今回は、前回の投稿で質問を投げさせていただいていたので、その解答例を書いていきたいと思います。<div>
わざわざ例と書かせていただいたのは、各チームのプレーモデル(試合の進め方)によって、最も必要とされるテクニックは違い、それによって優先度も変わってくるはずだという理由です。ですので、今回は私が考える、レバンテUDが考えるあのシーンの中で最も修正したいテクニックのミスについて指摘していきたいと思います。</div>
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<br /></div>
<div>
さて、問題のシーンをもう一度見てみましょう。</div>
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<br /><a href="http://goo.gl/j4eYLc">http://goo.gl/j4eYLc</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
レアル・マドリードのシャビ・アロンソからベンゼマにパスが渡り、バレンシア相手に得点を取ったシーンです。</div>
<div>
さて、見ていただけると分かると思いますが、この動画の中にはいくつものテクニックが使われています。例えば、トラップ、パス、ドリブル、フェイント、クリア、タックル等ですね。</div>
<div>
では、どのテクニックに重大なミスがあったか?<br /></div>
<div>
それは、「クリア」です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
では、「クリア」に注目して、もう一度見直してみましょう。</div>
<div>
誰か不自然な動きをしている選手はいませんか??<br /><br />そう、センターバックのリカルド・コスタ選手です(得点者ベンゼマのマークについている選手)。では、何がミスなのか。</div>
<div>
もちろん、彼、チームとしてのポジショニング等に問題があるという指摘はあるでしょうが、それよりも今回は彼が「クリア」の際に用いたテクニックについて、考えていきましょう。<br /><br />まず、からだの向きを見てみましょう。映像の0:16のあたりで、からだはどちらを向いているでしょうか?<br />この時点で彼はボールとマークを見れるように良いからだの向きをしており、問題ないように思われます。(どちらの足が前に出ているか注目していてください)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
その後、シャビ・アロンソからパスが出ます。<br /></div>
<div>
そして、彼は「クリア」の為に、右足を出してボールに触りにいくが、球足が早く追いつかずにベンゼマに渡り、ゴールに繋がります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
聡明な皆様はこの時点でもうお気づきかと思われますが、そう今回の問題点は「クリア」の足です。</div>
<div>
右から来るボールに対して、右足でボールを触りにいくのと、左足で触りにいくのでは、足を伸ばした際に「腰の距離」だけ右足で触りにいくと損をしてしまいます。これが、「クリア」のテクニックなのです。さらに、ポジションをとっていた状況で既に左足が前に出ていて、右足よりも前にあり、より遠くに届く可能性があるもも左足だったはずです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
彼は右利きなのできっと、左から来るボールに対しては、右足で「クリア」に行くことでしょう。しかし、右から来るボールに対しては左足でいかない。もし、育成時代にきっちりと修正されていれば起こりえなかった失点だと言えます。<span style="font-size: x-small;">(右利きの方は左からボールがあがってくることをイメージしてみてください。きっと右足のほうが遠くに届くことが分かると思います)</span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
もちろん、右から来たボールに対して、右足でいく場面もあると思います。例えば、競り合いの場面で、相手よりも先にボール触らなければならないぎりぎりの時などです。しかし、今回の場面では、そうではなく事前に相手の位置も把握し、ポジションも適切な位置をとっていたはずなのできっちりと「左足でクリア」に行く必要があったと判断できます。</div>
<div>
これが、先週の私の質問の答えになります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
いかがだったでしょうか?</div>
<div>
こう考えると、「試合の場面に応じて適切なテクニックを使うこと」が重要だということに気がつかされます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
テクニックは状況の中で自動化される必要があり、それをトレーニングするには試合の状況を無視したオーガナイズでは意味がないことが今回の映像とそのミスを見て分かっていただけたかと思います。</div>
<div>
要は、トレーニングの中できっちりと状況を設定した上で、説明し納得させて適切なテクニックを身につけなければならないということです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
指導者の責任は大きいですね(汗。。。)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
-------</div>
<div>
余談ですが、実は本投稿の裏の目的が「クリア」をテクニックだと認識してもらうことになったのですが、いかがだったでしょうか???</div>
<div>
私自身、日本にいたときにテクニックと言われればトラップ、パス、ドリブルをイメージしていましたが、皆様に守備のテクニックもあるということに気がついていただければ幸いです。</div>
<div>
<br />詳しく知りたい方は、『誰にでもわかるサッカー説明書~テクニック編~』を観ていただけると分かると思います。(<a href="http://soccersetsumeisho.jimdo.com/">http://soccersetsumeisho.jimdo.com/</a>)</div>
<div>
絶賛宣伝中!!!(笑)</div>
zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-4031979673117214032013-12-02T15:24:00.003+01:002013-12-02T15:56:48.582+01:00技術(テクニック)、戦術、フィジカル、メンタルではどれが重要??さて、先日のレバンテUD研修のテクニック編で問いかけられた質問がこれです。<br />
皆さんはどうお考えでしょうか??<br />
<br />
<br />
レバンテUDのテクニカルディレクターの方の答えは、『全部!!』<br />
<br />
もちろんその通りですよね(笑)<br />
<br />
ただ、その真意は次の言葉にあります。<br />
近年スペインでは戦術とフィジカルに重きが置かれ、テクニックとメンタル面は置き去りにされていることがしばしばだった。パーセンテージでいえば、40%、40%、10%、10%といった割合である。ただ、我々はその10%の部分が試合を決めることが多いことに気がつき、最近はその10%に注目をして取り残さないように努めている。<br />
<br />
とのことでした。そして、今回はその10%の片方であるテクニックへの取り組みについて説明をしていただきました。<br />
<br />
意外だったのは、日本では戦術が足りないといわれ、レバンテUDではテクニックが足りないと思っている点。<br />
<br />
では、彼らの考えるテクニックとはどういうものなのでしょうか?<br />
ボールを正確に蹴ること、止めること??<br />
<br />
きっとそれだけではないはずです。スペインで考えられているテクニックの分類、説明の詳細は坪井さん出版の『誰にでもわかるサッカー説明書~テクニック編~』を観ていただけると分かると思います。(<a href="http://soccersetsumeisho.jimdo.com/">http://soccersetsumeisho.jimdo.com/</a>)<br />
<span style="font-size: x-small;">(友人の本の宣伝ではなく、日本語でテクニックをきっちりまとめているものがないので。)</span><br />
<br />
そして次に見せていただいたのがこの動画。<br />
皆さんはこの中の重大なテクニックのミスに気がつきますか??<br />
<span style="font-size: x-small;">(ちなみに私は見逃しました。。。)</span><br />
<span style="font-size: x-small;"><br /></span>
<a href="http://goo.gl/j4eYLc">http://goo.gl/j4eYLc</a><br />
<br />
最近レバンテではこういった試合(育成も含め)でのテクニックのミスを分析し、その修正のためにチームから何人か取り出して、グループで練習をしているようです。<br />
<br />
さて戻りますが、この動画を観て<b><span style="color: red;"><u>あるテクニックのミス</u></span></b>を見極めてみてください。真の答えはそれぞれのチームが一番重要だと考えるものなので、唯一の答えはないと思います。が、ミスはミスとして存在していますし、プロの世界だと<b><u><span style="color: red;">このテクニックのミス</span></u></b>が決定的な場面を誘発してしまうものが隠れています。<br />
<br />
このミスは育成時代に修正されなかったから起こったもので、きっちりと修正されていればこの失点は起こりえなかったはずです。<span style="font-size: x-small;">(ヒント!)</span>そういった意味でも、戦術、テクニック、フィジカル、メンタルに優先順位をつけていると見えなくなるものがありそうですね。<br />
<br />
次回は、このテクニックのミスとその解説を行いたいと思います。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-44924342306457749672013-11-29T09:38:00.004+01:002013-11-29T09:38:51.393+01:00ビジネス体験 @ Levante UD インタースペイン社を終えて前回から少し空いてしまいましたが、今回はビジネス体験 @ Levante UDでアテンドをさせていただきましたので、その報告を書きたいと思います。<br />
<br />
まず最初に本プロジェクトはスペイン1部のプロチームでビジネス体験をできるという極めて稀な体験の出来るプロジェクトだということ。私自身もビジネス系のアテンドをさせていただくの初めてだったのでワクワクしながら参加させていただきました。<br />
<br />
さて、大まかな内容としては以下になります。<br />
------------<br />
2013年11月20日(水) - 26日(火)<br />
◆クラブ担当者による講義(各部門トップ)<br />
◆現場スタッフとの懇談会<br />
◆トップチームの練習見学・フォトセッション<br />
◆試合後の記者会見見学<br />
◆ディレクターへの日本向けプロモーションのプレゼン etc.<br />
------------<br />
<br />
さて、研修について少し書いていきたいと思います。<br />
<br />
まず、1日目。<br />
前日にバレンシアに到着していた参加者とホテルのロビーで待ち合わせをし、その後レバンテのスタジアムへ。すぐに大きな会議室に通され、早速プログラムが開始。いきなり、レバンテUDのサッカー部門のディレクター、ビジネス部門のディレクター(2人ともクラブ会長直下の所属)が登場しお話をしてくれることに。<br />
内容はとても興味深く、なぜリーガ・エスパニョーラで一番予算が少ないチームが先シーズン6位になりヨーロッパカップに行けたのか、なぜ近年下部組織が好成績(ダノンカップスペイン優勝)をあげ始めているのか、そのキーとなる情報が聞けたように思います。また、彼らは全てを隠すことなく参加者の質問にも誠実に答えてくれるので、すごくレバンテというクラブに対して好感を持つことが出来ましたし、参加者も活きた言葉が聞けてとても勉強になったのではないかと思います。その後はスタジアム全体を見学をし、初日が終了しました。<br />
<br />
さて、2日目は郊外のレバンテの練習場に移動し、トップチームの練習を見学。この日は試合前ということもあり一般非公開だったのですが、特別扱いで見学可能に!!試合前のカパロス監督の戦術指導を見ることができました。その後、選手と写真を撮り、午後は育成の話に。ユースの監督が登場し、ユースからプロにつながる部分の育成方法、その哲学と詳細が紹介され、実際に彼が担当するユースチームのトレーニング見学。2日目はどちらかというと育成に特化した内容となりました。育成はクラブ運営の上で最重要課題。それを惜しげもなく外部の人間に公開するとはすごい!!<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrcDfjlIX1ftZZGq2lHQa8fUcx3UeygmZwZKlsFklksYbTtSjjBmRgTUXR8Vo9zmyArr7VD8gVC2HyFQQmuSozvLv_OVgSluDf1a0gVzcBXaCaMYqWCdNuCGAwi9PYf9Dsljf_i2KG6aPN/s1600/1463920_561984470547191_1001599816_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrcDfjlIX1ftZZGq2lHQa8fUcx3UeygmZwZKlsFklksYbTtSjjBmRgTUXR8Vo9zmyArr7VD8gVC2HyFQQmuSozvLv_OVgSluDf1a0gVzcBXaCaMYqWCdNuCGAwi9PYf9Dsljf_i2KG6aPN/s320/1463920_561984470547191_1001599816_n.jpg" width="320" /></a><br />
<br />
3日目、4日目は、育成のコーディネーターから、テクニカルな話も含めた育成の組織図、その構造、哲学などが話され、それから育成年代、トップチームの試合観戦。トップチームはビジャレアルとのダービーでしたが、残念ながら0−3の負けてしまいました。その後、記者会見場にも入れてもらい、テレビ、ラジオ、新聞記者たちがいる中、一緒に試合後の記者会見を聞きました。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLDJH81FfOzSbO4Q5RGNXE_P0LLkqnQrZa47AY9ijcLoGCI0dMOb1aJcmqIk5sA3BxIpJrVeueZPm5Sukr4fZEjfkyniI9GTZgprk40LGy_gHqzjN_zdbFygGgspxX1fZ-ySlmCmXq8E3s/s1600/1470228_562460967166208_1107791106_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLDJH81FfOzSbO4Q5RGNXE_P0LLkqnQrZa47AY9ijcLoGCI0dMOb1aJcmqIk5sA3BxIpJrVeueZPm5Sukr4fZEjfkyniI9GTZgprk40LGy_gHqzjN_zdbFygGgspxX1fZ-ySlmCmXq8E3s/s320/1470228_562460967166208_1107791106_n.jpg" width="320" /></a><br />
<br />
そして、最終日。<br />
朝は、コミュニケーション部門のディレクターからウェブ、ラジオ、テレビ等をどのように有効的に使っているかについて説明があり、その後まさかのレバンテUDラジオに生出演!!!レバンテUDラジオ史上初の日本人出演者となりました!!!<br />
その後、日本で準備してきた資料にこちらで体験したことを追加したものをレバンテUDのディレクターに直接プレゼンテーション!!!外国語での発表ということでかなり苦労したとは思いますが、きっとその経験は何にも代え難いものになったと思います。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjZCbLyt_keIKHijJFg6dSSQ9Ne68r9fXEb6M7xgAvO4j1jwG2WY51cBw6hT6z5qCHUqsvlrpMe94CXfTInksoLuMmWaBfYS5tr4y-XcF3SekeHfZZ0qVcE7twVjYo47gE3rVTW_AfxK5LW/s1600/2013-11-25+11.35.22.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="239" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjZCbLyt_keIKHijJFg6dSSQ9Ne68r9fXEb6M7xgAvO4j1jwG2WY51cBw6hT6z5qCHUqsvlrpMe94CXfTInksoLuMmWaBfYS5tr4y-XcF3SekeHfZZ0qVcE7twVjYo47gE3rVTW_AfxK5LW/s320/2013-11-25+11.35.22.jpg" width="320" /></a><br />
<br />
<br />
簡単な説明ではありましたが、5日間という期間でかなりのことを学ぶことが出来ましたし、日本のクラブ運営にとって大きなヒントとなる情報を教えていただけたと思います。参加者の方々には、この経験を日本に持ち帰り、再度考えをまとめていただき、それを持って日本のサッカー界、クラブ運営を牽引していく役目を担って頂きたいですね。<br />
<br />
最後に、この素晴らしい経験を準備していただいたインターンスペイン社の方々に感謝しております。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-13251496860865382992013-11-06T13:42:00.002+01:002013-11-06T13:42:28.964+01:00勝ち方を経験から学ぶ先週、1分を挟んで4連勝し5位に順位を上げた我々ですが、今週は下位のチームとの対戦でした。<br /><br />私は観に行けなかったのですが、第一監督が対戦相手のチームの試合を先々週にチェックしていたようで、彼曰く質は別として今まで対戦したチームの中で一番好感の持てるサッカーをするチームだったそうです。<br /><br />今週末の試合は、先週退場したサイドバック、怪我のセンターバック、1日自己都合での練習不参加のキーパーという後ろ3枚のスタメンを欠き少し不安を抱えた状態での試合となりました。選手の起用方法について詳しくは別の機会に話すこととして、かなり厳しくいろいろな面を評価して試合登録選手を決めているので、こういったことが起こるのも予想して日常のトレーニングから選手を育成していかなければ行けません。(ユーティリティー等)<br />
<br />
さて、試合前のロッカールームでは、ここ3試合で先制するもいつも追いつかれる展開を繰り返してきているので、1点取った後にリラックスせずに2点目、3点目をできるだけ早く取り、試合を決めに行く事を学びなさい。そのためには・・・という指令が出た後、全員で気合を入れて試合開始。<br />
<br />
試合に入ると相手のDF面でのプレッシャーが以前のチームより緩く、中盤でボールを保持できるので、我々の強みであるサイドへの展開を数多く作り出すことが出来ました。その展開の中から、獲得したCKから得点。更に5分後、課題であった追加点を左サイドに置いた右利きの選手が中に切り込んだところでファールをもらいPK。開始20分で2−0と相手を引き離しました。<br />
<br />
そこからは我々が試合をコントロールし、後半に入って早々に2点を追加し4−0で試合を決めました。しかし、いただけないのは試合終了10分前。気持ちが抜け、またずっと控えだった選手とのコンビネーションの質が下がり2失点。最終的に4−2での勝利。<br />
<br />
課題であった追加点を取りに行く姿勢、気持ちの持って行き方をこの試合で学んでくれたこと、勝者のメンタリティーを少しずつ手に入れていることは評価できると思います。<br />
<br />
また、この試合の後知ったことは、先週に続き1位以外の上位が負け、引き分けだったらしく、まさかの2位に浮上!!!コレで昇格圏内に入りました!!!<br />
<br />
まだまだリーグの4分の1が終わったところ。先に上位にいることでのプレッシャーもこれから経験していかなければならないと思うので、気は抜いていられません。<br />ただ、個人的にはこのプレッシャーを経験できることはなかなか無い機会なので、楽しんでいきたいと思います!!<br /><br />さて、今日も良いトレーニングをしに行って来ます!!<br />
<br />
<br />
<br />
<br /><br /><br /><br />
<br />
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<br />zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-22535380464459701782013-10-28T01:22:00.000+01:002013-10-28T01:24:06.476+01:00ギリギリを勝ち切る能力先週は格下相手に引き分けてしまい、とてもブログを書く気にはなれずほったらかしてしまいました。。。<br />
<br />
今週は現在3位につけているチームとの対戦且つ、先週の負けに等しい引き分けを取り返さなければならないとても重要な試合でした。<br />
<br />
このチームは、今までの全試合時間が我々と重なっていて、ビデオも取れず分析が出来なかったチームで、ある情報筋から入った数名の主力選手に関する情報しかありませんでした。更に、前日の練習でキャプテンでセンターバックの選手が思いも寄らない場面で怪我をしてしまい出場が出来ず、とかなり前日にして少し嫌な状態になってしまいました。<br />
<br />
さて、試合当日は夕方の試合ということで選手たちも集合時間少し前に全員到着し、これといった我々を焦らせるような出来事もなくアップまで進むことが出来ました。(集合時間に遅れて罰金&スタートメンバーを外れるっていうのがスペインあるあるなので。。。)<br />
<br />
監督からこの試合が前半戦で一番重要な試合になる。システムとか技術とかもあるが、それ以前に気持ちで全ての時間相手に勝ち続けること!と号令が出て、円陣を作り、いざ出陣!!!<br />
<br />
前半、相手の攻撃的MFが厄介ということで4-2-3-1(通常は4-1-4-1)で今週トレーニングをしてきたことが功を奏し、相手にボールを運ばせず、前からハイプレッシャーでボールを奪い返すことも可能となりました。そのおかげもあって、前半5分でPKを取り先制。一進一退を繰り返しながら迎えた20分。要注意人物に個人技でボランチ2枚を剥がされてラストパス→ゴール。しかしながら試合をコントロールしているのは我々だったので、落ち着いて試合を運び、FKからゴール!!2−1で前半を折り返します。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi8QLiyd6ZTW3JgK5lAV2MB0IU7pbnJKfbKnpK-YciHGUyZ7y_Fva16lkImROykC0plfzH1RI5ojCqQ4ZeZ0r-d1UsLQncqKwyyUfZr6BWMEF-BBJqL4GRWyKtaGc1nSibQacH8NJeNhFQ3/s1600/DSC00009.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi8QLiyd6ZTW3JgK5lAV2MB0IU7pbnJKfbKnpK-YciHGUyZ7y_Fva16lkImROykC0plfzH1RI5ojCqQ4ZeZ0r-d1UsLQncqKwyyUfZr6BWMEF-BBJqL4GRWyKtaGc1nSibQacH8NJeNhFQ3/s640/DSC00009.JPG" width="640" /></a><br />
<span style="font-size: x-small; text-align: center;">(2点目のゴール後の選手たち。キャプテンのナバーロ(後ろから2番目)のゴール)</span><br />
<br />
ハーフタイムでは前回の試合も1−0→1−1→2−1→2−2で追いつかれて引き分けてしまっているので、それを繰り返さないこと気を抜かないことを指示して後半へ。<br />
<br />
しかし、ちょっと浮足立って入った後半の最初のFKで失点、2−2に。。。<br />
更に、不運なことに後半10分でサイドバックが2枚目のイエローカードで退場。勝たなければならない試合で10人。試合をコントロールしていたのは我々だったので、このまま引いて引き分け狙いも出来るところでしたが、監督の指示は攻撃。ボランチをサイドバックに下げ、攻撃的MFをFWの選手に変えて、前2枚で試合を決めに行くことに。相手は11人になっても今までの試合の進め方を変えず、放り込んでくるだけなので、DF陣少しカバーの範囲を広げはしますが、今までの対応を変えずに対応できていました。それを観て、守備的MFの選手を一人で何とかしてしまう攻撃的な選手に変え、更に攻撃的に。<br />
<br />
その結果、後半42分!!!見えるかどうかわかりませんがこの写真です!!(ボールが柵に被ってる。。。)<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEieWR-tpI_3F-E3w_ferkNN-I1kwa8CfPVe6iuJowmoFaDpzEzdct939Wkh34YTmI3NYj-YrpQtDQSIvSnHRd6dkBaM0Mo0GyO0UVSGvAloipKuCqFBgwRuNlhLlDHeDSYC6rdzyR819aBL/s1600/DSC00010.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEieWR-tpI_3F-E3w_ferkNN-I1kwa8CfPVe6iuJowmoFaDpzEzdct939Wkh34YTmI3NYj-YrpQtDQSIvSnHRd6dkBaM0Mo0GyO0UVSGvAloipKuCqFBgwRuNlhLlDHeDSYC6rdzyR819aBL/s640/DSC00010.JPG" width="640" /></a><br />
<br />
左サイドでサイドバックがボールを奪い守備的MFに。そのMFが一人で2人を抜き去り左サイドへ展開。右利きの左サイドバックは裏を取るふりをして、中に切り込みセンタリング。前がかりになっていた相手はDFラインに選手が残っておらず、FWが写真の様にフリーでヘディングで勝ち越しゴーーーーーール!!!!<br />
ベンチから全員が飛び出して大騒ぎ。自分自身このリーグの厳しさを身をもって感じていたので、まさか10人で勝ち越せるなんて思ってもいなく、本当に涙が出そうになりまいた。<br />
<br />
勝ち越してからの我々は正直こういうのもなんですが、セコい!!(ルールの範囲内で)<br />
とにかくどんな手を使っても時間を使いに行きます。中盤でボールを持ったらグラウンドの外にボールが出るように大きくクリア。3つの予備ボールを全部無くす。大したファールでなくてもドクターを呼びつける等々。そんな感じなので、相手の監督もグチグチ行って来ますが、それで試合終了。本当にギリギリな試合で勝ち点3をもぎ取ってくれました。<br />
<br />
前の試合は2−2から勝ち切れず引き分け。それが今回は10人になりながらも3−2で勝ち越し。本当にたくましいです。多くが高校1年生という中で、ギリギリの試合を勝ちきり、本当に毎試合毎試合、逞しく成長しています。<br />
この試合の経験がきっと彼らの戦術メモリーに残り、今後の試合でそれが引き出され、活用されていくのだと思うと、毎週こういったギリギリの試合の経験、そこで勝ち切れない経験、それを乗り越える経験、様々な試合での状況を経験している彼らはきっとサッカー選手として素晴らしい成長をしていると確信できます。<br />
<br />
来週は下位チームとの対戦。今シーズン、ホームの試合であまりいい結果が残せていない上に、今週上位が全コケで首位と2ポイント差の5位という混戦模様。ここで連勝を決めて一気に上位を抜き去りたいと思います!!!<br />
<br />
では、来週もきっちりとトレーニングしてきます。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-1653899248608622242013-10-06T23:31:00.003+02:002013-10-06T23:31:41.596+02:00第4節を終えてリーグが始まって早いもので、あっという間にもう4節を戦ってきました。<br />ここまでの成績は2勝2敗。開幕2連敗からの2連勝です。<br />
まだまだ序盤ですが、順位は16チーム中8位。首位は全勝で6ポイント差。<br />我々の目標はリーグ優勝なので、これからは一戦も落とせません。<br /><br />
さて、4節が終わってみて、我々は26人の選手を抱え大所帯のチームを運営しているのですが、気がついたことが何点か出てきたので、備忘録の役割も含めて、ちょっと書いていきたいと思います。<br /><br />1:トレーニング以外にもやらなければいけない仕事が増える<br /> →仕事を振り分け、それを管理するマネージメント力が問われる。それだけに追われるとトレーニングに割く時間が減ってしまう。。。<br />
2:公平性を確保しつつ、若く可能性のある選手を使い続ける<br />
→ある程度の評価基準を最初に設け、トレーニング、その他言動をきっちりと公平に評価する必要(選手も指導者を評価している)<br />
3:チームというよりも家族という表現が適切な場面を創出している(食事会、誕生会等)<br />
→我々は信頼し目標に向かう仲間であり家族であることを感じさせ帰属意識を強化<br />
4:ビデオ等の視覚的な訴え方はかなり効果があり、毎回の試合で何かしらの改善が見える<br />
→言葉にハンデキャップがある分、効果的に使えば映像は言葉よりも雄弁かも。<br /><br />
<br />
当たり前の事なのですが、改めて気がついたので書いてみました。<br />
<br />
明日からまた週末に向けてトレーニングやってきます。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-23971130450062959182013-10-03T10:47:00.000+02:002013-10-03T10:47:57.597+02:00お知らせが2つ皆様にお知らせが2つ。<br />
<br />
1つ目は、私事ですが株式会社アレナトーレとマネージメント契約を交わしましたので、ここでご報告させていただきます。<br />
株式会社アレナトーレ:<a href="http://allenatore.jp/994/">http://allenatore.jp/994/</a><br />
<br />
そして2つ目は、アレナトーレと共に地域を盛り上げるために頑張っている「クラックス愛媛」さんが主催するフットサル日本代表小宮山選手のクリニック&講演会のお知らせです。<br />
<br />
彼は当時そんなに認知度の高くなかったFリーグでプレーをするために4年間の教師生活を捨てたチャレンジャーです。そして、日本代表まで上り詰めキャプテンにまでなった「本物」のフットサル選手です。<br />
<br />
その日本代表キャプテンの感覚、匂い、触感を直接感じられるクリニック、そしてその熱い思いが語られる講演会は、きっとフットサル、サッカー関係者の方はもちろん、ビジネスマンの方も得られるものが多いのではないかと思います。<br />
<br />
日本トップレベルを直接感じられる貴重なイベントになっています。<br />
皆様振るってご参加下さい!!<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0NfeuwW-qdxwgro4mbboA8muzV0Pu6_GmUBzY7pRfnup2qrm6KmJNflqWU9XSV-ilN-N3wdD3BA7SE_v_GBkJrSiPIZZiaM0SrAXxU3ZsaJ1m8Jw21vpIGelxBRMbuX3DAzr5VTnWqavF/s1600/%E3%82%BF%E3%82%99%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99.jpeg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0NfeuwW-qdxwgro4mbboA8muzV0Pu6_GmUBzY7pRfnup2qrm6KmJNflqWU9XSV-ilN-N3wdD3BA7SE_v_GBkJrSiPIZZiaM0SrAXxU3ZsaJ1m8Jw21vpIGelxBRMbuX3DAzr5VTnWqavF/s1600/%E3%82%BF%E3%82%99%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99.jpeg" /></a><br />
------<br />
<クリニック><br />
日時 2013年10月19日(土)14時~16時<br />
費用 無料<br />
場所 東温市総合公園多目的広場<br />
コーチ 小宮山友祐氏<br />
定員 50名<br />
対象 小学5年生・小学6年生<br />
備考 当日はフットサルシューズ・トレーニングシューズでご参加下さい。<br />
<br />
<講演会> <br />
日時 2013年10月19日(土)19時~21時<br />
費用 小学生・無料 中学生・500円 大人2,000円<br />
場所 ひめぎんホール内第6会議室<br />
講演会テーマ 「夢をあきらめない」フットサル日本代表キャプテンが語る栄光と挫折<br />
講演者 小宮山友祐氏<br />
定員 150名<br />
小宮山友祐氏ブログ<a href="http://ameblo.jp/yusukekomiyama/">http://ameblo.jp/yusukekomiyama/</a><br />
<br />
お申し込みは下記までお電話・メールでお願いします。<br />
株式会社DOUBLE<br />
代表 武井雄一 090-6039-3626<br />
y.takei@cracks-ehime.com <br />
<div>
------</div>
zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-48340883747246576712013-09-14T21:03:00.002+02:002013-09-14T21:03:20.484+02:00プレシーズン終了とうとう8月の頭から始まっていたプレシーズンが終了します。<br />そして、今週末からシーズンが開幕です。<br /><br />8,9月とスペインは夏休み中ということで、週6でトレーニングをし、フィジカル面の回復、攻撃戦術、守備戦術の構築を行ってきました。<br />
プレシーズン初旬はとにかくインテンシティが低く、選手間でも緩さが見えて、中学生カテゴリのチームに負けてしまっていたのですが、後半に成るにつれて、チームにフィットしない選手は切られていき、選手もリーグの近づきを感じてか、練習からかなり激しくなり、チームとして成熟されてきました。<br /><br />
最後の仕上げは、同じクラブのアマチュア(スペイン5部所属)とガチガチの試合をし、負けはしたものの、トレーニングしていた狙いが所々で出ており、イイ状態でリーグの開幕を迎えられそうです。<br /><br />
今年の目標は優勝、昇格とかなり高い目標ですが、これから選手、監督、クラブと共に実現していきたいと思います。<br />私も今自分のできることを最大限に実現し、チームに貢献していきます。<br /><br />って、初戦から登録の不備でベンチに入れるかどうか微妙なんですがね(笑)zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-49418337501124841912013-08-24T23:42:00.000+02:002013-08-24T23:42:21.084+02:00新シーズン始動!!スペイン生活も2年に近づき、バレンシアで3シーズン目を迎えることになりました。<br />
今年は、去年とは大きく違い、U-18のBチームを第二監督として、U-10のCチームをスペイン人と共同監督として指揮することになりました。<br />
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U-10の方は、私が今年も監督学校に通うため、練習に出られないタイミングが出てくるので、その対策としてディレクターが用意してくれたものでした。<br />
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ということで、今年は2チームを指導する事になったのですが、U-18は既にチームが始動しており、バレンシア到着2日目にしてトレーニング合流です。<br />
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トレーニング初日、何をするかと思えば、トレーニングマッチ!<br />
しかもU-15のトップチームとの試合。カテゴリーが一つ下ですが、バレンシア州でトップのリーグに所属し、去年は並み居る強豪を撃破しながら4位という成績を残した偉大なチームです。<br />
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さて、この試合は審判としてピッチの中で彼らの動きを見ることになりました。<br />
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Aチームが上から2番目のリーグに昇格したことから、Bチームのメンバーは去年からかなり変わり、さらに新しいシステム1-4-2-3-1を試しているところで、チームとしてはまだまだ出来上がっていない様子の立ち上がり。<br />
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そんな中、前半早々にU-15相手に失点し、そのまま前半終了。<br />正直に、全てが組織されていない様子。ディフェンス時にどこで取りに行くのか、オフェンス時にどこを起点にどうやって崩していくのかが全く見えない。。。<br />確かにまだ誰を残すか落とすかを試している段階とはいえ、かなり解決していかないといけない問題がありますね。。。戦術的にもフィジカル的にも。<br /><br />後半は段々と試合に慣れてきたお陰で、前半よりは強度の高い試合が出来ましたが、結局は1−2で敗戦。。。今シーズン初の試合を年下相手に落としてしまうという最悪のスタートですが、解決しなければ行けない問題がわかったというだけでも収穫だと思います。<br /><br />明日もアウェーでトレーニングマッチがあるので、名前とプレースタイルを覚えるためにも明日はビデオを持って行って撮ってやろうと思います。<br />
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シーズンは始まったばかり、これからどんどんチームを良くしていきますよ!!zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-1806195537784687602013-08-22T13:46:00.002+02:002013-08-22T13:46:38.880+02:00愛媛のクリニックを終えてこの夏、地元愛媛県で坪井健太郎氏と共に小学生〜高校生に対してクリニックを実施しました。今回は、2人組でのクリニックという私としては初めての試みで、坪井氏の第二監督という形で参加させていただきました。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjDh_XEVxG-kXGVohYNggb7qGkZOR1FZDAqyuKGNuAfq32II8qIKgQFE-x_1-esObbMolFj6vRL_SpL4bJtYBAB7Srzu8hSJkCakmdEbRn8XLsVitH-aMaI3uw9mG8A8fAmb3dLgYw2bfhw/s1600/2013-08-09+13.51.39.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="239" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjDh_XEVxG-kXGVohYNggb7qGkZOR1FZDAqyuKGNuAfq32II8qIKgQFE-x_1-esObbMolFj6vRL_SpL4bJtYBAB7Srzu8hSJkCakmdEbRn8XLsVitH-aMaI3uw9mG8A8fAmb3dLgYw2bfhw/s320/2013-08-09+13.51.39.jpg" width="320" /></a><br />
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実体験として愛媛は東京に比べてサッカーの情報が入ってくるのが遅く、また公立学校には指導者が不足している中で、サッカー部の顧問にサッカー経験者が付かないこともしばしばでした。(私が高校生当時)<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjAD2L29ci2L7tZ8lihBQTD7xPcC1lZ3kJuRrtA4Pj7N_iMeSX4cC3kL63PaTFGYGJXWkfjINRoBpry8JR_J_vqUKL2TNjbxvfCxlA5FSlHC9DiiSCKo_OLkR-KdGlJP0VLsZAGHLA8u_nB/s1600/image+(3).jpeg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="214" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjAD2L29ci2L7tZ8lihBQTD7xPcC1lZ3kJuRrtA4Pj7N_iMeSX4cC3kL63PaTFGYGJXWkfjINRoBpry8JR_J_vqUKL2TNjbxvfCxlA5FSlHC9DiiSCKo_OLkR-KdGlJP0VLsZAGHLA8u_nB/s320/image+(3).jpeg" width="320" /></a><br />
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そんな中、今回のようにオーガナイズをしていただき、我々にトレーニングをさせていただけるチーム関係者の方々がいらっしゃることがとても嬉しいですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、その熱意に頭が下がる思いです。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgf1p9K9UO-LcoU0I579oqwu4AtoP9KAjKunJbpUrNyC6wFMttF6uSF5-bHnuoLtwMRW9ncmdgDMEWJvPCws0T14huWclE-bWCklzu63dHanLtTQj4pNDMkycuAv2M0HyjRnUPc3kuvEWsL/s1600/P1030253.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgf1p9K9UO-LcoU0I579oqwu4AtoP9KAjKunJbpUrNyC6wFMttF6uSF5-bHnuoLtwMRW9ncmdgDMEWJvPCws0T14huWclE-bWCklzu63dHanLtTQj4pNDMkycuAv2M0HyjRnUPc3kuvEWsL/s320/P1030253.JPG" width="320" /></a><br />
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私自身も今回をきっかけに皆様とお話をさせていただくことで、何を求められているのか、その中で自分が何を提供できるのか、何が出来るかが明確になってきましたし、それに対してバレンシアで準備しなければならないことも少しずつ分かってきました。<br />
<br />今シーズンは、新しいチャレンジがたくさんあるシーズンになりそうなので、それを全部ものにして、また来年はパワーアップした状態で地元凱旋をしたいと思います。<br /><br />最後になりましたが、今回のクリニックでお世話になった皆様、本当に有難うございました。そして、これからも愛媛を盛り上げていくために一緒に頑張っていきましょう!!zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-76443218745529888942013-08-05T10:48:00.001+02:002013-08-05T10:48:14.554+02:00明日から愛媛でクリニック本日、松山に帰って来ました!!<br /><br />そして、明日からは坪井健太郎さん(<a href="http://goo.gl/C7VJ8d">http://goo.gl/C7VJ8d</a>)と一緒に愛媛でクリニックを行います。<br />ご興味のある方は是非会場に足を運んでいただければと思います!<br />
日程は以下になります。<br /><br />
<b>日程・会場</b><br />
8月6日(火)19:30~ FCチェントラ―レU-15~13(金生第二小学校)<br />
8月8日(木)午前 豊浦高等学校 (四国中央市やまじ風公園天然芝)<br />
19:00~<span class="Apple-tab-span" style="white-space: pre;"> </span>四国中央市トレセンU-12(会場未定)<br />
8月9日(金)午前 豊浦高等学校(松山市済美球技場クレー)<span class="Apple-tab-span" style="white-space: pre;"> </span><br />
8月11日(日)午前・午後 済美高校 (松山市済美球技場クレー)<br />
8月12日(月)午前 新居浜西高校 (四国中央市やまじ風公園天然芝)<br />
<span class="Apple-tab-span" style="white-space: pre;"> </span> 午後 川之江高校 (四国中央市やまじ風公園天然芝)zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2388772522719083040.post-91447849870561649682013-07-12T05:05:00.005+02:002013-07-12T05:05:59.922+02:00某高校の選手短期留学のアテンド今年3月にある高校の選手3名をバレンシアで受け入れ練習参加をオーガナイズしたので、その時に気がついたことを書いていきたいと思います。<br />
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3名の内、1名は私の所属するアルボラヤUDのトップチーム(5部)、残りの2人はウラカンバレンシア(3部)のユーストップチームに練習参加しました。<br />
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彼らはその高校の中でも期待されている選手たちで、プレーを見る限り質を持った選手であることは間違いありません。その前提で彼らとスペイン人の違い、足りないものを私の視点から何点か書いていきます。<br /><br />その違いと足りないものは、全部で3点。<br />1点目は、コーディネーション力。<br />特に上半身と下半身の連動した動きがぎこちなく感じました。<br />欧米人は2軸歩行、日本人は1軸歩行と言われており、その影響もあるのかもしれませんし、今回参加した3人が特別だったのかもしれないのですが、長いポールを立ててジグザグに走るフィジカル系のトレーニングでは身体の軸がしっかりしておらず、上半身だけがポールを避けるだけに動いており、アンバランスな状態で動いていました。<br />私はフィジカルコーディネーションの専門家ではないので、詳しいことは言えないですが、ただ、確実に彼らの方がスペイン人よりもゴールが遅く、動きにぎこちなさが見えたということは改善しなければならないことだと思いますし、これがバランスが多少崩れても身体をねじ込めたり、ボールに対してアタックにいけたりなど、球際の部分に出てくるのではないかと思っています。<br />
ここについては、私も勉強して行かなければならない分野だと思っています。<br />
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2点目は、ポジション別のプレー理解、プレー選択。<br />これは、自分のポジションでやらなければならないこと、その理解が足りていなかったということです。もちろん、所属チームが求める役割があると思うのですが、私が彼らを見たところ、そういった意識が薄いまま漫然とプレーをしているというか、チームの状況、相手の状況を考えて、プレーを変えられないといった状況が見られました。<br />
コレは色々なシステムの中で自分の役割や相手の状況等を意識させずに育ててきたことに原因があるのではないかと思います。ただ、彼らもそのことを指摘すると徐々に変わっては来ましたので、彼らの能力の高さにはビックリしました。<br />
<br />3点目は、FW限定ですが、素直さ。<br />少し抽象的になってしまうのですが、ペナルティ付近での危険を感じさせることの出来る能力の事を意味しています。今まで見てきた日本人選手(年代日本トップクラス)の選手でもそうなのですが、トラップ→シュートが素直過ぎるし、何をやってくるか分からない怖さがを感じませんでした。私の意見からすると素直過ぎるのだと思います。<br />スペインの感覚から言うと、FWに限っては自分の好きなタイミングでシュートしていいのです。そこに相手がいようといまいと、自分のタイミングとスタイルを貫いていいのです。なので、ペナルティエリア内で相手が前にいようがシュートしますし、監督もそれについて何もいうことはありません。(パスを出せば決定的な場面は別ですが)<br />
そういったある意味強引さというか、何をしだすか分からない怖さを引き出すようなトレーニングも日本には必要なのかもしれませんね。<br /><br /><br />さて、長々と書いて来ましたが、あくまで私の視点からの意見ですし、参加選手を通したスペイン人との違いや足りないところなので、一般的かどうかは分かりませんが、ただ私が見てきた選手に共通している部分でもありますので、ある程度は信用性があるのではないかと思います。<br />私も言うだけでなく、それをどう改善していくかを明確にし、またこのブログでそれについて書いていければと思います。zakihttp://www.blogger.com/profile/03115986781603323906noreply@blogger.com0