2011年12月4日日曜日

難しい試合

今週はリーグ戦、気持ちのコントロールの難しさを実感する試合でした。

今週は6位のチームとの試合で、正直いつものように試合をすれば負けるようなチームじゃなく、先週のチームに比べれば格下のチーム。
今週の練習はいつも通りに進んでいたし、ルイスも「強豪に勝った後の試合が大切だ。バルセロナだって、気を抜くとヘタフェに負けることだってあるんだから、本当に気をつけなければならない」ということを口酸っぱく言ってきてました。

そして週末。
子供たちはロッカールームで着替えをしながら、ルイスの話を聞く。そして、今日の戦い方、コーナーキックの入り方を確認してグランドへ。と、ふとここで思ったのが、いつもに比べてロッカールームが静か。。。こいつらも首位になったし、ルイスが口酸っぱく言ってるのを聞いて、真剣になったのかなとちょっと感心。

さて、ピッチにでて、20分ほど簡単にUP。
ここで気になったのは、10番をつけているイムナシオ君の不調。ボールが蹴れない、止まらない。いつもと違う違和感を感じたまま試合へ。

違和感は現実に。。。
誰も走れない。声出さない。動きにキレがない。。。
ルイスが「寝てるぞ!!走れ、走れ」と声を張り上げて鼓舞するも効果なし。
試合開始7分で、動けてない選手から順番に交代させ、ベンチで話すことに。
選手は足が痛いやら何やら言い訳をしてるけどルイスは聞く耳持たず、
走れないなら帰れと言って、再度送り出すことを順番に繰り返す。
時間が経つにつれて、なんとか試合になるようになってきたが、
前半は2:2で折り返すことに。

ハーフタイムはご想像の通り、前半は怒涛の怒りから、
最後はこれを負けるとどうなるかを子供たちに確認させ、後半へ送り出す。
後半は内容は悪いものの、前半よりは改善出来、結果7:4で終了。

この試合を通じて、リーグ戦を戦う上で、強豪に勝利した次の試合や、自分たちが首位に立った際の気持ちの持って行き方についてすごく考えさせられた。特に次の試合がそんなに強くないと思われるチームだと子供たちはナメてかかるし、気合が乗ってこない。ここをどうマネージメントするかが監督の手腕だろうし、役目だと痛感した。
(ロッカールームで静かなのはこの子たちにとってはあまりいいシグナルではないのかもしれないと感じたし)

帰りに車の中でルイスとこういう試合は難しいし、
監督としていい勉強になったねという話をする。
その後、ちょっとだけ日本の少年サッカー事情を片言で説明。
「何で7:7じゃなくて、8:8なの?偶数なの?」と聞かれ答えられず。。。
これから調べてみます。。。

来週末はリーグではなく、トーナメントの試合が入ってくるらしい。
楽しみだ!!!!

試合40分前のこっちの子供たち。まだ着替えもしてません。。。


2 件のコメント:

  1. 高校時代、ラグビーやってたときも、試合毎の気持ちのムラをよく指摘されたなあ。小学生ならなおさら... なのだろうなあ。フィジカル以上に、コントロールの難しいところだね。

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  2. 本当にうちの子供達はムラが凄い。日本の子供よりも振れ幅は大きいね。いい時は最高にノルけど、落ちるときはヤル気がゼロになるし。
    特にこの年代の子供達はトレーニングはもちろんだけど、それ以上にメンタルに気を付けないと試合には勝てないことが分かったわ。

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