最近、ブログに書くような特別なことがないので、ちょっと思い出したことを書こうかと思います。
バレンシアで出会った日本人の大学生と昼飯を食べていた時の話なのですが、彼女は管理栄養士を目指している子で、現在は大学で全く別の専攻に所属しており、卒業したら就職し、2年ぐらい働いてお金を貯めて再度、管理栄養士になるための大学に入り直すらしいのです。と言うことはその大学を卒業したら22+2+4で28歳。今の私と同い年になるわけです。
そこで、彼女が言っていたのは、将来を考えると心配だと。
もう一度大学に行くことは決断して親に話したけどやっぱり不安だ。
と言っていました。
確かにねぇ。就活の時とかこれから自分がどうなるのか分からずちょっと不安だったかもなぁ。
なんて思いながら、ちょっと偉そうに先輩風を吹かし倒してランチをしている時に、フッとある言葉とシチュエーションが頭の中に。。。
それは、学部4年の時の就活でO社に面接に行ったときのことでした。
私は学部卒で就職しようと考え、友達の誘いでO社を受け、奇跡的に最終面接にたどり着いていました。
最終はディレクターH氏との面接でした。
その時の私の就活の売りは「体育会でサッカーしてました。ノリと根性はあります。」で、他社でもそこそこ受けが良かったように覚えています。(苦笑)
そこで、H氏にも「何度か部内でチームを落ちて落ち込むこともありましたが、なんとか這い上がっていきました」と精神力を売りにした文句を意気揚々に話したときです!
!!!!!
H氏激怒!!!!!!
zaki:「???????」
H氏:「あのねェ、落ち込んでる暇とかないのよ。そんな暇あったら次どうするか考えないの?社会人はそれ普通なんだけどなぁ。それも出来てないの・・・」と。
それ以降、緊張と情けなさで何も覚えていません。
もちろん、不採用です。
(これが圧迫面接だったのではと思われる方もおられると思いますが、実際O社に入社して分かったことは、圧迫面接なんて存在しないということですw)
もちろんO社に受からなかったことは悔しかったのですが、ただ1つ、H氏にお説教頂いた中で、強烈に頭に残ってるのが、
「あのねェ、落ち込んでる暇とかないのよ。そんな暇あったら次どうするか考えないの?」
という言葉。
これってきっと他の方にとっては普通の言葉ですが、自分にとっては特別な言葉とシチュエーション。(自分では分かってても人から直で言われることってなかなかないと思うし)
この言葉があったから大学院で勉強し直して、もう一度O社を受けたのだと思うし、今、バレンシアにいても頑張れるのだと思う。
一生忘れないと思うし、大切にするだろう。
その子と就活の話をしてて、大切な言葉を思い出させてもらいました。
Gracias!!!
皆さんにも大切にしている言葉とかシチュエーションってありますか??
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