2012年2月26日日曜日

ValenciaCFに勝利!!! No.2

またまたやりましたよ!!
我々のチームがValenciaCF BenjaminLに勝利!!今月の頭にVelenciaCF BenjaminHに負けていたので、ちょっと嫌なイメージはありましたが、蓋を開けてみたら9:1の圧勝!!
結果だけをみると簡単な試合に見えますが、内容は結構緊張の繰り返し。後半最後に相手の気持が折れたので良かったものの、アウェーでの戦いhttp://zaki-valencia.blogspot.com/2011/11/valencia-cf.html同様にギリギリの戦いでした。

さて、当日は朝から子供たちは結構普通な感じで集合。少しピリピリしていたのは、監督二人だけ。ロッカールームでもいつものような感じでウルサイ、ウルサイ。。。ただルイスが話し始めると、いつもよりは空気を呼んで静かに。ロッカールームでは、相手の注意すべき選手の確認と、こちらの攻撃の仕方を確認し、気合を入れてピッチへ。

(試合前のロッカールーム。なんとも腹立たしい光景wではありますが、憎めない奴らです)

前半開始から相手は1-2-3-1で我々と同じシステムで予想通り。また、注意すべき2選手である、5番の選手をMFの真ん中に、6番の選手を左サイドに置き前回と同様。それも予想通り。
ただ予想外だったのは、ウチの選手達。いつも通りと思ってたのに、最高にいい状態。
相手がバレンシアということもあり、ボールを持った際のプレッシャーが早く、多少の焦りはあったものの次第に慣れて、危険な選手2人も抑えられるように。するとコーナーキックからゴール前でのこぼれ球を相手がオウンゴール。そこから連続3点で前半を4:0で終了。
上手くハマったなとニヤケながらも思い出すのは前回。後半開始から気が緩んでしまい大量失点。その結果、試合終了寸前のゴールでの1点差の辛勝。二度とそれを繰り返さないためにもルイスはハーフタイムは気を抜かないように厳しめに指示。

これで大丈夫と思った後半開始1分。失点。。。恐れていた展開に。。。
と、思ったらすぐさま2点入れ替えし、気持ちの強さを見せてくれました。そこからは相手が次第に崩れていき最終的には9:1。大事な試合を勝ちきりました。

実は試合前のロッカールームでルイスがこの試合に勝ったら来週末にみんなでマクドナルドだ!って行っていたので、試合後はその話で持ちきり。「何曜日の何時にどこのマクドナルドなんだ!何を食べていいんだ!」ともう収集がつかない感じ。試合を見ていると忘れてしまうのですが、彼らが9歳であることを再認識しました。

今回の試合で活躍したのが、ゴンサロ君。彼はいつもボールを怖がってばっかりで、チームの皆からもあいつのところのボールが行くと何もできないって思われてる選手。でも今日は違ってました。ほぼすべてのプレーに強さを見せてくれ、更にキーとなるプレーも見せてくれました。こういう大事な試合、ライバル関係にあるチームとの試合をきっかけにスペインの子供は成長しているんだなと改めて確認。次の試合も変わらずプレーしてくれることを願います。

まあ何にせよ勝ててよかったです!これで2位と10ポイント差!ほぼ優勝を手中にしました!!後は確実に勝っていき、リーグ終了後のリーグ首位を集めたトーナメント戦に戦える準備をしていくことが重要になってきます。

リーグに差はあれ渡西1年目にしてリーグ優勝を味わえる可能性があるとは思ってもいませんでした。これからも気を抜かず少しずつ進んでいきたいと思います!!

現時点でのValenciaCFとの対戦成績 3戦2勝1敗

2012年2月25日土曜日

別ブログ

最近、別ブログを立ち上げました。
というのも、自分で作ったトレーニングをまとめるためのものです。
このブログにはトレーニング例だけを書いていこうと思っています。UPするたびにこのブログでもアナウンスさせて頂きます。
ご指摘等がありましたら、コメントいただけるとありがたいです。

zakiのトレーニング集
http://zaki-entrenamiento.blogspot.com/

2012年2月21日火曜日

スポーツ指導者支援協会の研修を通して

現在、特定非営利活動法人スポーツ指導者支援協会さんが主催しているスペイン研修がバルセロナ、ビルバオを舞台に行われているのですが、私もバレンシアからそれに少しだけ参加させて頂きました。この研修には日本にいる時から関わらせていただいており、今年で3年目になります。ただ、今までは日本から送り出す側だったので実際に参加したことはなかったのですが、今回はこちらで参加者の方々と会い、実際に見たものを共有し、それについて議論ができるということでとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

今回の研修に参加させていただいた際にバルセロナでお世話になりました、スポーツ指導者支援協会の伊藤様、コーディネーターの坪井様、Say footの皆様、本当にありがとうございました。

今回の研修に2日だけですが参加させて頂き、自分自身の未熟さを痛感したと同時にやらなければという活力も頂いたように感じています。バルセロナにて第一監督をされている方、高校生のカテゴリーを見ている方、プロのプレーヤーとして活動されている方々と、本当に多種多様のトンガッた方々とお会いでき、もっともっと勉強しなければ彼らの域に到達できないと感じさせて頂きました。
自分の未熟さというところを少し掘り下げてみますと、特に足りないと感じたのが、『認知→分析→判断→実行』の中で、プレー中に分析 or 判断のどちらでミスが起こったのかをコーチとして明確に判断できていないこと。
実はこの内容については、参加者の大学生の疑問からSay footの方が導きだした問題点なのですが、それはきっと自分にも当てはまるのだろうなと感じました。
これは自分自身の今後の課題だし、第一監督であるルイスと積極的に話していく必要がある課題だと思っています。また、この課題でSay footの方がバルセロナで指導実践されると思うので、結果を彼らが報告してくれると思うので楽しみにしております。


あとは、やっぱりバルセロナのサッカーはバルセロナのサッカーだということ。
今回、高校生カテゴリーのバレンシア vs サラゴサを観ることが出来たのですが、うちのチームの高校生(バレンシア地域のトップリーグに所属)ともは全く違います。どちらがいいというのではないのですが、本当に違います。
機会があればこのブログでバレンシアの下部のサッカーを少し映像として紹介してみたいと思います。更に、その下の街クラブ(私の所属しているチーム)はもっと違います。。。ただ、勝てなくないなと思ったのも事実で、いつか自分の率いたチームでバルセロナに勝ちたいなと思いました。

とにかく!!!今出来ることからしっかりとしていきます!!!

2012年2月11日土曜日

スペインで再会!!

先日マドリッドに行ってきました。
目的は、学会のためにスペインに来られている大学時代の教授と後輩に会うため。

いやぁ、まさか卒業する頃はスペインで先生と会うとは思ってもなかったので、すごく不思議な気持ちになりました。しかも、電車を降りて待合室に行くと先生が普通に座ってらっしゃって、「おー、来たか」みたいな感じ。場所がスペインだから特別ってわけじゃないんですが、なんか普通の再会過ぎて拍子抜けしたというかなんというか。。。

さて、マドリッドでは、美術館や、王宮などを回りながら、気になったところに入り買い物をする感じ。実は私はマドリッドには1日しか滞在したことが無かったので、スペイン在住にも拘らずあまり案内できず、2度来たことのある先生に案内を任せる形になってしまってました。(笑)

(王宮でサッカーの試合ができそう)


昼ご飯をご馳走になり、観光地を周り、百貨店で手袋を買って頂き、また夜ご飯をご馳走になり、交通費も出していただくという、なんとも至れり尽くせりの小旅行でした。

(マヨール広場のカフェにて)
 

先生自身も25歳で単身アメリカに渡り、当時はヒッピーたちと同じ家に住みながら勉強をしていたそうです。この話は大学時代の時から知っており、スペインに来てからは、そのことをずっと頭に置いて生活をしてて、いつか自分も先生のように自分の名前で仕事が出来る大きな人になりたいなと、今ちょっと苦しいことがあったって、きっと先生のように成るんだと思ってました。

そんな先生にお会し、パワーを頂いて来ました。
さぁ、また今日から頑張り直しますか!!