2011年12月24日土曜日

Feliz navidad!

今日はメリークリスマスですね。
ホント2,3年前には想像もしていなかったことですが、クリスマス&年末年始をスペインで迎えることになります。

この3ヶ月弱、本当に何も分からず手探りで生活してきました。
色々な人に助けれら、良い人に出会い、本当にスペイン、バレンシアに感謝しています。
ただ、もう3ヶ月。
これからは今よりさらに自分からどんどん進んで行かないといけないし、本来の目的であるサッカーにもっと重心を移していかなければならないと思っています。
本当に情けないですが、誰かに甘えようとする自分、自分を甘やかしている自分、スペイン語を言い訳に、スペインを言い訳にしようとする自分がいるのも事実です。

年末年始を使って、本来の目的を再度確認し、原点に立ち返り、必要だと思うことを習慣化して実行出来る方法をもう一度見直したいと思います。

2011年12月22日木曜日

ある言葉

最近、ブログに書くような特別なことがないので、ちょっと思い出したことを書こうかと思います。

バレンシアで出会った日本人の大学生と昼飯を食べていた時の話なのですが、彼女は管理栄養士を目指している子で、現在は大学で全く別の専攻に所属しており、卒業したら就職し、2年ぐらい働いてお金を貯めて再度、管理栄養士になるための大学に入り直すらしいのです。と言うことはその大学を卒業したら22+2+4で28歳。今の私と同い年になるわけです。
そこで、彼女が言っていたのは、将来を考えると心配だと。
もう一度大学に行くことは決断して親に話したけどやっぱり不安だ。
と言っていました。
確かにねぇ。就活の時とかこれから自分がどうなるのか分からずちょっと不安だったかもなぁ。
なんて思いながら、ちょっと偉そうに先輩風を吹かし倒してランチをしている時に、フッとある言葉とシチュエーションが頭の中に。。。


それは、学部4年の時の就活でO社に面接に行ったときのことでした。

私は学部卒で就職しようと考え、友達の誘いでO社を受け、奇跡的に最終面接にたどり着いていました。
最終はディレクターH氏との面接でした。
その時の私の就活の売りは「体育会でサッカーしてました。ノリと根性はあります。」で、他社でもそこそこ受けが良かったように覚えています。(苦笑)
そこで、H氏にも「何度か部内でチームを落ちて落ち込むこともありましたが、なんとか這い上がっていきました」と精神力を売りにした文句を意気揚々に話したときです!

!!!!!

H氏激怒!!!!!!

zaki:「???????」

H氏:「あのねェ、落ち込んでる暇とかないのよ。そんな暇あったら次どうするか考えないの?社会人はそれ普通なんだけどなぁ。それも出来てないの・・・」と。

それ以降、緊張と情けなさで何も覚えていません。
もちろん、不採用です。
(これが圧迫面接だったのではと思われる方もおられると思いますが、実際O社に入社して分かったことは、圧迫面接なんて存在しないということですw)


もちろんO社に受からなかったことは悔しかったのですが、ただ1つ、H氏にお説教頂いた中で、強烈に頭に残ってるのが、

「あのねェ、落ち込んでる暇とかないのよ。そんな暇あったら次どうするか考えないの?」

という言葉。
これってきっと他の方にとっては普通の言葉ですが、自分にとっては特別な言葉とシチュエーション。(自分では分かってても人から直で言われることってなかなかないと思うし)
この言葉があったから大学院で勉強し直して、もう一度O社を受けたのだと思うし、今、バレンシアにいても頑張れるのだと思う。
一生忘れないと思うし、大切にするだろう。

その子と就活の話をしてて、大切な言葉を思い出させてもらいました。
Gracias!!!

皆さんにも大切にしている言葉とかシチュエーションってありますか??

2011年12月15日木曜日

課題が2つ

最近めっきり寒くなって明日は、セントロに行ってモコモコの部屋履きを買おうと思っている今日この頃です。

さて、今日の練習ではいろいろありました。
課題1。
トレーニングの始まりに子供たちがランニングをしてる時、
ルイスとオーガナイズをしながら話してると、急にルイスが

L: 「今度、トレーニングやってみる?ちょっとずつやってかないとね。」
Z: 「マジ!!えっ!!まだ、まともに喋れないのに練習って!!」
L: 「いや、まあすぐにとは言わないけど1ヶ月後ぐらいね。助けてあげるから。」
Z: 「了解。頑張ってみるわ(汗)」

ってことで、来月練習デビューのようです。
ここに来たのはもちろんチームのトレーニングをしながら勉強するのが目的だったけど、こんなに早くその機会が与えられるとは。
来月は他のイベントもあるので、何にしても早くスペイン語を話せるようにならなければ!!

で、次は課題2。
練習の終わり際、ペナルティエリアから利き足と逆でシュートするという練習の前に事件は起こりました。その時、ルイスは他のグランドに出たボールを取りに行き、私は子供達にボールを渡しているところでした。先に渡した子供たちは我先にとペナルティにボールを置き、ちょっとの時間に暴れまくってました。すると、2人が泣き始める。。。日本で指導していたときには想像できない状況ですが、こっちの子供は少しでも時間があると遊びながら本気で蹴ったり殴ったりします。しかも手加減なしで。
それを見たルイスが鬼の形相でこっちに向かってきて、練習は中止。練習しにきたのかふざけに来たのかと問いただし、罰走。
この状況って、実は自分が防げたのではないかと。ボールを渡しながらも同じグランドにいたので、注意ぐらいは出来たし、止めることだって出来たはず。これが出来てこそ、監督が2人いることのメリットだと思うし、求められていることだと思う。
これは今後の課題ですね。
常に子供の状況に目を配って、より良い環境で練習が出来るようにすること!!!

今週末は3位のチームとの試合。気合入れていかないと!!!

2011年12月7日水曜日

海外に出るということ

今日はちょこっと自分がこっちにきて思ったこと、思っていること書こうと思います。
内容は標題にある海外にでるといことについて。

スポーツで海外に出るということはチャレンジするということと同意義で使われることが多いと思います。日本から出てい文化で勝負しようとするのですから、それは本当に厳しい意思決定だと思います。
ただ、私を含め勘違いして欲しくないのは、海外に出たからといって『偉い』のではないということ。海外に出てサッカーをしたからといって決して偉いのではないのです。絶対に。逆に我々は日本にいる人達(両親等)に迷惑をかけているという感謝の気持ちを持たなければならないし、日本という帰られる場所で戦っている友人達に感謝しなければならないと思っている。
もう一つ忘れてならないのは、我々は自分の意思で海外に出てきているだけであって、全て自分の決定であるということ。自分で意思決定しただけである。そこに人への軽蔑が入ってきてはならないし、他人への礼儀を欠いてはならないと思っている。なぜなら、自分が決めただけのことだから。優劣なんて存在しないからである。

我々は粛々とこちらで自分の目的を達成するために、日本にいる人達を同じように頑張るだけ。海外でも日本でも特別なことは何もない。ただただ、今を大切にして、今頑張るだけ。出し惜しみなんてして余裕をぶっこいてる暇はない。

なんとなく言いたくなって書きながらも、色々な方面への配慮(?)を見せてしまったのでよく分からない文章になってると思います。申し訳ありません。
とにかく、明日からも頑張ろっと!!

2011年12月4日日曜日

難しい試合

今週はリーグ戦、気持ちのコントロールの難しさを実感する試合でした。

今週は6位のチームとの試合で、正直いつものように試合をすれば負けるようなチームじゃなく、先週のチームに比べれば格下のチーム。
今週の練習はいつも通りに進んでいたし、ルイスも「強豪に勝った後の試合が大切だ。バルセロナだって、気を抜くとヘタフェに負けることだってあるんだから、本当に気をつけなければならない」ということを口酸っぱく言ってきてました。

そして週末。
子供たちはロッカールームで着替えをしながら、ルイスの話を聞く。そして、今日の戦い方、コーナーキックの入り方を確認してグランドへ。と、ふとここで思ったのが、いつもに比べてロッカールームが静か。。。こいつらも首位になったし、ルイスが口酸っぱく言ってるのを聞いて、真剣になったのかなとちょっと感心。

さて、ピッチにでて、20分ほど簡単にUP。
ここで気になったのは、10番をつけているイムナシオ君の不調。ボールが蹴れない、止まらない。いつもと違う違和感を感じたまま試合へ。

違和感は現実に。。。
誰も走れない。声出さない。動きにキレがない。。。
ルイスが「寝てるぞ!!走れ、走れ」と声を張り上げて鼓舞するも効果なし。
試合開始7分で、動けてない選手から順番に交代させ、ベンチで話すことに。
選手は足が痛いやら何やら言い訳をしてるけどルイスは聞く耳持たず、
走れないなら帰れと言って、再度送り出すことを順番に繰り返す。
時間が経つにつれて、なんとか試合になるようになってきたが、
前半は2:2で折り返すことに。

ハーフタイムはご想像の通り、前半は怒涛の怒りから、
最後はこれを負けるとどうなるかを子供たちに確認させ、後半へ送り出す。
後半は内容は悪いものの、前半よりは改善出来、結果7:4で終了。

この試合を通じて、リーグ戦を戦う上で、強豪に勝利した次の試合や、自分たちが首位に立った際の気持ちの持って行き方についてすごく考えさせられた。特に次の試合がそんなに強くないと思われるチームだと子供たちはナメてかかるし、気合が乗ってこない。ここをどうマネージメントするかが監督の手腕だろうし、役目だと痛感した。
(ロッカールームで静かなのはこの子たちにとってはあまりいいシグナルではないのかもしれないと感じたし)

帰りに車の中でルイスとこういう試合は難しいし、
監督としていい勉強になったねという話をする。
その後、ちょっとだけ日本の少年サッカー事情を片言で説明。
「何で7:7じゃなくて、8:8なの?偶数なの?」と聞かれ答えられず。。。
これから調べてみます。。。

来週末はリーグではなく、トーナメントの試合が入ってくるらしい。
楽しみだ!!!!

試合40分前のこっちの子供たち。まだ着替えもしてません。。。


2011年12月1日木曜日

The 悩

『悩』

この文字が頭の中にいっぱいです。

今月でこっちに来て2ヶ月。
何が出来たのだろう。何かしたのだろうか。
語学学校で同じ時期に来たカザフスタン人の友達と同じ授業を受けてきたけど、
喋れる内容にかなりの差が出てきているし。。。
チームでもいったい何が出来たのだろう。
ただただ、声をかけて、ボールを拾って、
GK練習を任されても上手く伝わらず、結局子供がルイスに練習内容を聞きに行くハメになってしまうし。。。
一体何のためにチームに居るのだろう、何か貢献できているのだろうか。
いつも頭によぎるのは邪魔してるだけなんじゃないかという思い。
決して邪魔しようと思ってないし、練習中に出来る限りのことをしようと頭を使っているつもりだけど、結果それが何も生み出さなければ邪魔なだけ。チームに入るのが早かったのだろうか。。何時「来なくていいよ」って言われるかちょっとドキドキしている自分もいるし。。。
客観的(自分が発言している時点で客観的ではないけど)に考えてみても何ができているのか不明。
考えても仕方ないことは分かってるし、上記したことなんてどうでもいいことも分かっているつもりだけど、やっぱり考えてしまう。なんだろね。久しぶりに自分に負のオーラを感じてしまったわww

とは言っても、今週末に試合はあるし、来週だって練習がある。
それに向けて頑張るだけ。

Venga!Vamos!!