2013年2月15日金曜日

カーコンビニ倶楽部LPCカップ スペイン遠征 No.2

さて、カーコンビニ倶楽部LPCカップの第二回目です。
テーマは試合について。

相手はビジャレアルのU-12のトップチームとBチーム。
実はトップチームとの試合のときは、指導者学校のため一時バレンシアに帰っていたので見れませんでした。ですので、Bチームとの試合を観ての感想を短く厳しく書いていきたいと思います。
主に感じたことは2つ。

・プレッシャーのかけ方
・ポジショニングについて

まず、プレッシャーについて。
簡単に言うと厳しいですが、「遅い」「弱い」「遠い」。

これらは、相手のプレッシャーの速度と距離に慣れていないことが原因だと思います。慣れてないというと聞こえはいいですが、トレーニング出来ていないという印象です。

スペインでは球際で50:50だと、思いっきり足ごと吹き飛ばしに行きます。また、30:70でも同様です。このように相手は球際でスピードを落とさないのに比べて、日本のチームは一歩引くので、プレッシャーがかけられない、相手がプレッシャーと感じないということになります。それによって球際でのプレッシャーが「遅い」「弱い」「遠い」となります。更にビジャレアルは攻→守の切替が早いため少しでも判断が遅れるとすぐに奪い返され、ボールを支配されてしまうという事が続いていました。

これらはトレーニングで変えられる部分なので、是非とも彼らが中学生になった際には重点的に取り組んでいただきたいテーマですね。

次に、ポジショニング。
コレはチームとして活動した時間が少ないので多少難しい部分はあったと思いますが、攻撃の際の幅の取り方が上手くなかったように思います。奪った後に広がるのが遅く、逆に中へ中へと入っていってしまい、相手の網に引っかかっていく感じ。また、守備のラインの意識、自分の背後の意識が低いところが目につきました。
ある選手に聞いてみたのですが、彼のチームではそういった練習をあまりしていないようでした。


あまり長いく書いてもと思い、短く書きましたがどちらもサッカーにおいて普遍的な項目。私も初めて日本のチームにスペインで帯同して色々な発見があり、とても有意義な時間となりました。関係者の方々に感謝ですし、来年こそは日本は強いというところを見せたいと思います。

さて、次回は色々な媒体にも既に載っているのですが、福岡大学4選手への帯同について書いていきたいと思います。

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