さて、先日のレバンテUD研修のテクニック編で問いかけられた質問がこれです。
皆さんはどうお考えでしょうか??
レバンテUDのテクニカルディレクターの方の答えは、『全部!!』
もちろんその通りですよね(笑)
ただ、その真意は次の言葉にあります。
近年スペインでは戦術とフィジカルに重きが置かれ、テクニックとメンタル面は置き去りにされていることがしばしばだった。パーセンテージでいえば、40%、40%、10%、10%といった割合である。ただ、我々はその10%の部分が試合を決めることが多いことに気がつき、最近はその10%に注目をして取り残さないように努めている。
とのことでした。そして、今回はその10%の片方であるテクニックへの取り組みについて説明をしていただきました。
意外だったのは、日本では戦術が足りないといわれ、レバンテUDではテクニックが足りないと思っている点。
では、彼らの考えるテクニックとはどういうものなのでしょうか?
ボールを正確に蹴ること、止めること??
きっとそれだけではないはずです。スペインで考えられているテクニックの分類、説明の詳細は坪井さん出版の『誰にでもわかるサッカー説明書~テクニック編~』を観ていただけると分かると思います。(http://soccersetsumeisho.jimdo.com/)
(友人の本の宣伝ではなく、日本語でテクニックをきっちりまとめているものがないので。)
そして次に見せていただいたのがこの動画。
皆さんはこの中の重大なテクニックのミスに気がつきますか??
(ちなみに私は見逃しました。。。)
http://goo.gl/j4eYLc
最近レバンテではこういった試合(育成も含め)でのテクニックのミスを分析し、その修正のためにチームから何人か取り出して、グループで練習をしているようです。
さて戻りますが、この動画を観てあるテクニックのミスを見極めてみてください。真の答えはそれぞれのチームが一番重要だと考えるものなので、唯一の答えはないと思います。が、ミスはミスとして存在していますし、プロの世界だとこのテクニックのミスが決定的な場面を誘発してしまうものが隠れています。
このミスは育成時代に修正されなかったから起こったもので、きっちりと修正されていればこの失点は起こりえなかったはずです。(ヒント!)そういった意味でも、戦術、テクニック、フィジカル、メンタルに優先順位をつけていると見えなくなるものがありそうですね。
次回は、このテクニックのミスとその解説を行いたいと思います。
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