しかも対戦相手はあのReal Madrid!!
いつも練習でみている子どもたちがあのReal MadridのU-11のトップチームと試合をしているとはプロの試合を見るよりも数倍気持ちが入るテレビ観戦です。
終始攻め込まれる状況の中、相手のミスを見逃さず、それを得点に変えていくところはさすが我々のクラブ!!正直、技術的な部分を言えばAlborayaは確実に街クラブレベル。それでもReal Madridに対峙できるのは、彼らが自分たちの立ち位置を理解しているから。
自陣ゴール前では技術で勝てない、スピードで勝てないのが分かっているから、身体を使って徹底的に守る、攻撃時は相手の寄せが早い、体格的に負けるから少ないタッチでゴール前に持って行き、確実に仕留める。言うのは簡単なことだけど、きっちりトレーニングしていないと、どこかでほつれが出てくるもの。
本当にオーガナイズされている良いチームでした。
さて、前半残りはReal MadridのシュートがAlborayaのDFに当たっての不運なゴールがあり、2-1で前半終了。
なんともたくましい姿を見せてくれる選手たちに感動しながらも、Realの選手の質の高さにビックリ。同年代を指導している身としてかなり考えさせられるチームでした。
後半、やはりAlborayaはやり方を変えずそのままの形を継続。実際、相手も嫌がっていたので、監督としてもこのままの流れを保持していきたいのは当然ですね。
後半の入りは上々で、前半よりも相手のプレッシャーの位置が低くなったお陰で、GKからの構築がより簡単になり、自由度が増していました。ただ、RealはそのDFのボール回しからの縦パスに狙いを定めており、彼らもしたたかだなと感じました。
前半よりもAlborayaがボールを保持して前進できる機会が増え、相手のゴール前に侵入できていたのですが、RealのCBが戦術的にも、フィジカル的にもかなりいい選手で、そこで弾き返されてしまう状況の連続で、テレビを見ながら何度も飛び上がってしまいました。
それでもAlborayaは粘り強くプレーを続け、最後まで2-1の状況を守り続けました。
そして、待望の・・・
と言いたかったのですが、そこはさすがReal Madrid、持ってますね。
試合終了間際、サイドから崩し、センターにパス、キックフェイントでDFを引きつけて、逆サイドへパス、そしてフィニッシュ。という綺麗な流れでゴールされてしまい、2-2の同点で終了。
この試合を観てて思ったのが、サッカーはボールの扱いが上手いほうが勝つのではないということ。どう贔屓目に見てもAlborayaのほうが技術的、フィジカル的にも劣っていたけれど、結果は同点。でも、Alborayaは確実に頭のいい戦い方をして、効率的に点を取り、全てに置いて上回っているReal Madridと引き分けたのです。
これこそがサッカーを学び、サッカーをするということだと思います。
僕もこんなチームを作り、Real MadridやFC Barcelonaと戦って勝ちたいですね。
ちなみに、この大会にはFC Barcelona, Valencia CFも出場しており、FC Barcelonaの久保くん、Valencia CFの韓国人の選手も得点し、2人とも名前を連呼されるぐらいかなり注目を浴びていました。
きっと10年後には各チームの中心選手となっていることでしょう!!
あと、FC Barcelonaの10番の選手。あれは凄いです。。。
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