セントロから3番線の電車に乗って、最寄りの『Alboraya PA』という駅まで行きます。
そこから歩いて5分。本社に到着です。
(お気づきの方もいるかも知れませんが、私の教えているチームのある街と同じ街にリヤドロはあるのです。)
工場を見学するのには予約が必要なのですが、それは学校がしてくれていたらしく、門番の人に学校名を言うとすんなりと中に入れました。中では案内役の人が待ってくれていてそこからはスペイン語で説明をしてくれます。(きっと英語も大丈夫です)
写真を取れなかったのですが、商品展示場の壁にはスペイン語、英語、日本語によるリヤドロの説明が書かれていて、ビックリ!!!スペインでは通常こういう場では、ドイツ語が書かれているのですが。。。日本人の方はここを訪れて商品も大量に買っているのかなぁ。恐るべし日本人。
さて、工場見学の始まりは映像での歴史紹介。
今回一緒に行ったのはドイツ人2人、イタリア人1人、日本人の構成だったので、スペイン語での映像をお願いしましたが、選択肢には日本語もあって更にビックリ!
10分の映像終了後、ついに工場内に突入。
大きな機械や窯がドーンッ!!!
を想像していたら、まさかの長机と椅子がズラッと並んでいるだけ。。。
リヤドロって全て手作りなんです。
パーツごとに型に液体を流しこんで成型する人。
それをくっつける人。
身体に色を付ける人。
細かい部分に色を付ける人。
装飾を作る人。
検品する人。
と分業化されており、まさに手工業!!と言った感じ。
働いている方々は細心の注意を払いながら作業しながらも、さすがベテラン!といった技もあり、感心するばかりでした。
最後の焼きの部分は企業秘密ということで見せてくれませんでしたが、写真で窯のなかの様子を見せて頂き、見学終了。
その後はオフィス内にあるギャラリー兼ショップで色々と作品を散策。
中でも気に入ったのは下の3点。
特に注目したのは『Alma de Espana (スペインの魂)』、『Corazon de Espana (スペインの心)』と名付けられたスペイン限定品の2点。表情といいスタイルといいかなり引き込まれるものがありました。自分もお金に余裕があれば買ってもいいと思える作品でした。
(日本への発送は可能らしいです)
その後、スタッフの方の誘いで、アウトレットも見ることに。
そこには、B級品ゆえの値打ち品、格安品がたくさん。写真の中にも値札が付いているものもありますが、大体通常の半値で売られていました。(犬が紙飛行機に乗っている作品は50%OFFです。130€→65€)日本の文化を取り入れた雛人形、若武者や、キティちゃんの作品も多数ありました。
そんな感じで、今回のリヤドロ工場見学は終了。
バレンシア唯一といっていい世界に誇る産業を目にできいい経験になりましたし、このブログを通してバレンシアの名産を紹介できたことを嬉しく思います。
リヤドロ工場見学に興味のある方は予約が必須ですので、ここから予約をして下さい。または、私にメールしていただいても対応させて頂きます。
またリヤドロの作品に興味のある方は、なんでも質問していただければできる限り対応致します。私の教えているチームのグラウンドから歩いて5分ですので、いつでも本社に行って直接問い合わせ致します。
是非皆様もリヤドロの世界に引き込まれてみてください!!
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